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2024.04.0983名の新入生を中学部に迎えました。 ― 中学部 第五回入学式 ―

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 4月9日火曜日、恵みの春の雨が降る午前、杉並区議会議員の皆様、子ども・子育てプラザ高円寺所長、高円寺北子供園長、近隣町会・商店街会長等、ご来賓の皆様、学校運営協議会・学校支援本部、PTA役員の皆様のご参列を賜り、新入生83名を迎える「令和6年度中学部第五回入学式」を挙行しました。

 本学園は小中一貫教育校なので全体の8割以上の生徒たちは、小学部時代に日々の教育活動、体育祭、移動教室等での元気な様子、頑張る姿を知っている生徒たちです。しかし、新入生たちは、2週間前まで、小学部生であったことが分からないほど、しっかりとした表情をしており、すでに、中学部7年生としての自覚をもち始めているように感じられました。

 きっと一人一人がこれまでの小学部・小学校での学びを生かして、「自分をもっと成長させたい。」「様々なことに勇気をもって挑戦したい。」という、強い決意と大きな希望を胸に抱いているからなのだと思います。

 私から新入生に送った「式辞」の中では、3年間の中学部での学習に真剣に取り組むことで、学園の教育目標に示された「深く学ぶ」「互いを助け高め合う」「たくましく生きる」力・心・態度を高めていってもらいたいことや、開園五周年を来年度に控え、学園のリーダーである中学部の一員として、他校が真似をすることのできない文化や伝統を築いていってもらいたいことについて、お話しをさせていただきました。

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 新入生代表の生徒からは、「中学部生として、日頃から家庭学習の計画を立て、授業の復習などをしっかり進めていきたいこと。」「自分たちをサポートしてくれる全ての人に感謝の気持ちをもたなければならないこと。」「大人になった時、地域や社会を支えられる人になりたいこと。」等についての決意表明がありました。

 在校生代表の生徒会長の生徒からは、小学部と中学部の違いについての話があった後、中学部生活は、時間の流れが速く、あっという間に月日が流れてしまう為、何事にも失敗を恐れず多くのことにチャレンジする必要があることなどについて、新入生を励ます心温まる言葉がありました。

 新入生は、明日から中学部での生活が始まります。最初の頃は小学校生活とのあまりの違いに、何かと惑うこともあるのかもしれません。また、思春期の初期にあたる7年生にとっては、友人関係、保護者等との関係等に思い悩むこともあるのだと思います。そのようなときにこそ、小中学部、全ての教職員が一丸となり、思春期を迎えた生徒たちの心に寄り添っていきたいと思います。

 新入生の皆さん、本学園へのご入学、誠におめでとうございます。

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