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2024.05.016年生が阿波おどりについて学びました

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5月1日5校時、第6学年の総合的な学習の時間に行う、探究的な学習プログラム「高円寺の街をもっと良くしよう―東京阿波おどりを視点に考える―」の導入として、NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会専務理事・事務局長の冨澤武幸氏による「高円寺阿波おどりの今と昔」についての講話を聴かせていただきました。

言うまでもなく、高円寺4大フェスの1つである東京高円寺阿波おどりは、東京を代表する祭りイベントであり、国内外から100万人を超える方が来場します。昨年の8月末、この祭りは4年ぶりに開催され、本学園の児童・生徒たちも地元の連の踊り手、鳴り物として、「ヤットサー」の掛け声と共に日頃の鍛錬の成果を見せてくれました。

しかし、祭り当日は、来場者の中で、どこに観に行けば良いのか分からず困っている外国人旅行者の方がたくさんいたり、祭りを終えた翌朝、高円寺の街にゴミが散らかっていたり、積まれていたりするなど、祭りをめぐって解決すべき課題もいくつかあります。

6年生はこの高円寺阿波おどりの課題、高円寺の街の抱える課題に対して、小学生としてのフレッシュな視点で見つめ、仲間とともに深く考え、自分たちなりの課題解決策を提案していきたいと計画しているようです。

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今日の冨澤氏の講演の後、6年生の児童がたくさんの質問をする様子から、児童たちの知的好奇心が揺さぶられている事が良く分かりました。「小学生でもできるボランティアがありますか。」「どの年度の阿波おどりが一番、大変でしたか。」「いつから阿波おどりをされているのですか」と次々に質問が出てきました。冨澤氏は杉並第八小学校、高円寺中学校の卒業生です。今日、話を聞かせていただいた6年生の中から、冨澤氏のように高円寺の街の発展を支える児童が一人でも多く、育っていくことを心から願いたいと思います。

最高学年である6年生が、本プログラムの1年間の学びの成果として、地域に対してどのような貢献活動をし、来年3月、そのまとめをプレゼンテーションしてくれるのかを楽しみにしたいと思います。

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