2024.05.15中学生としての自覚を高める行事がスタート ー7年生フレンドシップスクール1日目ー
5月15日水曜日、7年生にとって中学部に入学して初めての宿泊行事、「フレンドシップスクール」の1日目が終わりました。
この行事は他の区立中学校では、複数の小学校から進学してくる中学校1年生が、友達関係を深める行事として実施しています。
小中一貫教育校である本学園は、小学部時代からの友達関係が継続されているため、中学部生としての自覚を高めることを主な目的として実施しています。開園当時は2泊3日で福島県北塩原で実施してしていましたが、昨年から一泊となり、場所も筑波市に変更されています。
もちろん、小中一貫教育校である本学園にも、小学部以外の小学校から進学してきた生徒が多くいます。しかし、本学園の児童や生徒はとてもコミュニケーション力や優しさが育っており、学園以外の小学校から入学してきた生徒とすでに打ち解けています。その証拠として、昨日行われた学年集会でも、他小学校から生徒達が係のリーダーとして、皆の前で堂々とリラックスして発表する姿を見ることができました。バス内でも楽しく会話したり、歌ったりしていました。もう本学園の一員です。
今日は朝、8時前に学園を出発して、里山学校に向かいました。朝日里山学校で飯盒炊飯と畑で収穫した野菜でのカレー調理、林業体験など、様々な体験学習を行いました。
実際に木を伐採する林業体験は小学部時代から学んでいる住環境学習カリキュラムに繋がるものとなっています。皆、楽しそうに、そして真剣に学習に取り組んでいました。
里山学校の指導員の方から「とても一生懸命に活動にの取り組む、素敵な生徒さんたちですね。」とお褒めの言葉もいただきました。
宿舎に着いた後は、楽しみにしていた温泉の露天風呂で疲れをとり、各部屋で友達とカードゲームなどをするなど、のんびり過ごしていました。
今日はこの後、夕食を食べた後、体育祭で披露する阿波おどりの練習をする事になっています。
3年間ともに過ごす仲間との信頼関係、学級の結束力、そして中学部生としての自覚を深めて、明日、高円寺に帰還したいと思います。
追伸...生徒たちが体験学習をした朝日里山学校は、平成16年に廃校となった木造建築の小学校を利用している体験学習施設です。校庭には小学校当時の滑り台、ブランコなどの遊具が残っています。7年生たちは食後、それら遊具でまるで、小学生の様に楽しそうに遊んでいました。中学部生になると休み時間、小学部生が優先的に遊具で遊ぶので鉄棒などで遊ぶことができません。きっと、そのせいなのだと思いました。
