2024.05.29今年初めての校庭への避難訓練、１００点満点でした
５月２９日水曜日、１０時０５分から小学部の５月避難訓練が実施されました。本学園の避難訓練は、基本的に小・中学部合同で実施することを基本としていますが、中学部の宿泊行事、体育祭、小学部の遠足など、今月までは行事等が続いていることから、両学部のスケジュール調整が難しく、小・中学部分かれての実施となります。
今回の避難訓練は、震度５以上の地震が授業中に発生したことを想定して行われました。５月の避難訓練の目標は、「おさない、かけない、しゃべらない、もどらない（お・か・し・も）を徹底すること。」「放送の指示を静かに聞き、速やかな行動ができるようにすること。」「地震の際の避難の仕方を身に付けること。」「一年生は避難訓練の意義を知り、訓練方法を身に付け、自分の身を守る方法を理解すること。」でした。
避難訓練は、日頃使わない外階段を使用したことから、避難開始から点呼修了までの時間が６分を越えてしまいましたが、全児童が「おかしも」の約束を完璧に守れていました。１００点満点です。何より、初めて避難訓練に参加した１年生がしゃべることなく、列をしっかり作り、避難行動をとっていた事に驚かされました。その他の学年も、皆、自分の命を守る、他の命を守るための避難訓練に真剣に臨んでいました。日頃、優しい笑顔を絶やさない先生方もこの避難訓練中は、児童たちの意識を高めるためにか、比較的厳しい表情をしています。
１年生はこれから小学部卒業まで６０回以上、中学部卒業まで９０回以上の避難訓練を行います。１回１回、一生懸命に参加することで、自他の命を守ろうとする態度、防災意識等も高まっていくものと思います。やがて中学生となり、地域防災に貢献しようとする「中学部レスキュー隊」にも参加する児童もたくさん生まれるのだと思います。
今日の真剣に避難訓練に臨む小学部生の姿に感動しました。１００点満点の５月避難訓練でした。
