学園長ブログ

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2024.06.248年生が日フィルの大迫力の演奏に引き込まれました。

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 621日(金)午後、第8学年の生徒が令和6年度杉並区立中学校音楽鑑賞教室に参加し、日本フィルハーモニー交響楽団(以下、「日フィル」)の大迫力の演奏を観賞してきました。今年の会場は、例年実施されていた杉並公会堂が改修中のため、環状七号線沿いにあるセシオン杉並で行われました。指揮者は、昨年と同様、全国的に活躍されている阿部未来氏でした。

 本年度のプログラムは、指揮者の阿部氏や杉並区立中学校に勤務する音楽科の先生方が区立中学生にオペラの素晴らしさを伝えたいという思いから、「ビゼー作曲 歌劇『カルメン』よりアリア『闘牛士の行進』『間奏曲』」、「ヴェルディ作曲 テノール独唱オペラ『リゴレット』より『女心の歌』」、「プッチーニ作曲 テノール独唱オペラ『トゥーランドット』より『誰も寝てはならぬ』」の4曲が演奏された後、「カジノユキ編曲 『オーケストラで聴く日本の名曲 春夏秋冬』」、「チャイコフスキー作曲 『くるみ割り人形』より『花のワルツ』」、「ベートーベン作曲 『交響曲第7番イ短調作品92』より『第4楽章』」でした。また、アンコールとして「ヨハン・シュトラウス一世作曲 ラデツキー行進曲」が演奏されました。(テノール独唱は沢山のオペラ作品に出演されている濱松孝行氏でした。)

 昨年も学園長blogに書かせていただきましたが、日フィルは杉並区と友好提携を結び、杉並公会堂を主な練習場とする日本を代表するオーケストラです。杉並と友好関係を結んでいることから杉並区立小・中学校を大変、大切にしてくださっています。杉並区出身のご家庭・親戚の方々も、小・中学生の時に演奏を聴かれたことがある方もいらっしゃるのだと思います。

 今年はセシオン杉並で開催ということで徒歩によりホールに向かいました。大雨の中、約20分歩きましたが、皆、他の歩行者に迷惑をかけないようしっかりと列を作り歩いていました。また、鑑賞態度も立派でした。さすが、中学部生です。

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 日フィル演奏は1時間ほどでしたが、その迫力ある演奏に外が大雨である事を忘れ、聴き入り、余韻に浸りながら、学園に帰ってきました。私はD組の生徒と一緒に歩きましたが、演奏に圧倒されたせいか、言葉少なに急ぎ足で歩いていました。学園長室に戻って、椅子に座ると外の雨の音がチャイコフスキーの『花のワルツ』の曲に聞こえました。

 明日、6月22日は日フィルの68歳の誕生日です。

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