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2024.07.27小笠原自然体験交流 成果報告会

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 7月27日土曜日、10時30分から杉並区役所で「令和5年度杉並区中学生自然体験交流」の成果報告会が行われ、本学園の代表生徒2名を含む、27名の派遣生が自身の研究、現地での貴重な体験等を発表しました。

 第12期を迎える本事業は、「杉並区次世代育成基金」を活用し、世界遺産である小笠原の貴重な自然に触れることや現地での環境教育にかかわる学習、他校の生徒たちや現地の人たちとの交流等を通して、各地域での環境保全活動の担い手を育成することを目的に行われています。私も、本事業の引率者として、1期と2期の2度、小笠原に行っていますが、たった1週間で派遣生たちが立派な環境保全について強い思いをもつ環境リーダーに成長していく事に驚かされた記憶があります。

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 本日の発表も、「海洋ゴミについて」「固有種・外来種について」等、事前事後、現地での学びや成長が良く分かるもので、プレゼンの質も高いものでした。最後の環境リーダー宣言の中で高円寺学園9年生の代表生徒は「土地にあった考え方で自然を守る」と決意を述べていました。また、同じくもう一人の9年生の代表生徒は「今の自然環境をもっとより良いものにできる人間になる」と宣言されていました。
 この後、2名の本学園の派遣生には、小学部と中学部の全児童・生徒の前で学びの成果を報告してもらうことになります。また、今年も昨年に引き続き、8年生が小笠原中学校の生徒とオンライン交流を2学期にすることになっています。それらの機会を通して、本学園の児童生徒が小笠原の事に興味をもったり、環境保全について学びを深めていったりする事を期待したいと思います。

 夏休み中には、同じ次世代育成基金を活用した派遣事業として、広島で平和の尊さを学ぶ「広島平和学習中学生派遣事業」やオーストラリアのニューサウスウェルズ州ウィロビー市で国際的な視野を広める「杉並区中学生海外留学事業」が実施され、本学園の代表生徒が参加する事となっています。この二つの事業で派遣生が大きく成長してきてくれる事も合わせて楽しみにしたいと思います。
 小笠原への派遣生、代表生徒のお二人、素晴らしい発表をありがとうございました。

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