2024.10.18小学部の児童が中学生の合唱・演技に驚かされました。―中学部文化祭 児童鑑賞日―
10月18日金曜日3・4校時、本学園の小学部の児童たちが、中学部文化祭のプログラムを鑑賞し、学級・学年合唱でのハーモニーの素晴らしさ、阿波おどりの躍動感等に驚かされました。
合唱の部は昨年度と同様に2年生以上の小学部の児童が、阿波おどりの部は昨年度とは違って全学年の児童が鑑賞しました。
時として、けじめがなくなる中学部の生徒も、小学部の児童を前にすると、表情もキリリと引き締まり、良いところを見せようと「凛々しい」中学生に大変身します。その事も本人たちの成長につながります。小学部の児童たちも、このような機会を通して、中学部への憧れが生まれたり、中学校(中学部)への入学を楽しみにしたりする気持ちが少しずつ高まっていきます。そのことは、小学部の代表児童が今日の鑑賞日の最後に中学部の先輩に伝えた「お礼」の言葉からも感じとることができました。中学生がお手本・目標になろうと頑張り、小学生がその様子を見て、中学生になることを楽しみにする。また、自分も中学生の様になろうとする。それらが小中一貫教育の目指すもの、教育の中心となるものです。
また、高円寺のまちの象徴になっている阿波おどりに中学部生徒たちの発表を通して、小学部の低学年から、親しむことは、高円寺のまちを愛し、その文化を継承、創造していこうという思いをはぐくむことに繋がります。
明日は、保護者・地域の皆さんにご披露する文化祭当日となります。「One & Only(唯一無二)」の学園を目指し、今日までの練習の成果を存分に発揮してもらいたいと思います。
追伸...9年生にとっては、合唱は卒業式にも皆で歌いますが、同じ学年の仲間と阿波おどりを踊る最後の行事ともなります。悔いの残らぬよう、頑張ってもらいたいと思います。