2024.10.226年生と8年生が地域清掃活動を行い、町の問題を目の当たりにしました。
10月22日火曜日、5・6校時、総合的な学習の時間の学習「高円寺地域に学ぶ」の一環として、6年生と8年生が協働で地域清掃活動を行いました。
この合同地域清掃は、「地域に貢献する学習活動を通して、自身の暮らす地域の課題に気付くこと」「自分自身がその課題を解決するために何ができるかを考える中、地域貢献意識を高めていくこと」「小・中学部の交流活動を通して、互いの信頼関係を醸成すること」をねらいに毎年、実施されています。
今回は小学部生と中学部生が混じる9グループに分かれて高円寺のまちに出かけ、道端に落ちている空き缶や紙ごみ、たばこの吸い殻を拾ってきました。私は、残念ながら会議と重なっていてごみを拾う町での様子を見ることはできませんでしたが、先生方に伺うとどのグループも、6年生と8年生が協力して、一生懸命にゴミを拾うとともに、どうして、こんなにゴミ捨てられているのか、疑問をもち、真剣に考えていたようです。
《学園に戻り、高円寺のまちについて 感想や意見を交流しました。》
昨日、私が出張の途中、街の中で歩きながら煙草を吸っている30歳くらいの大人を見かけ、「高円寺の駅前は路上喫煙が禁止されている地域ですよ。」と伝えたら、逆に怒鳴られてしまいました。そのことからわかるように、人の心の中にあるルール等(ゴミを捨ててはいけない。路上喫煙をしてはいけないというルール・社会道徳)を守ろうという意識を育てること、ルール等を守ることの大切さを伝えることは簡単な事ではありません。
児童・生徒たちの「高円寺に学ぶ」「高円寺の地域をどうしたら、よりよくする事ができるか考える」「高円寺の問題を解決する」という探究活動はなかなか答えが導き出せない難しい学習です。
合同の地域清掃と探究活動を繰り返すことで、高円寺のまちをより良くする方法が見いだせるかもしれません。これから、各グループや個人の感想等がまとめられるようです。児童・生徒が何を見て、何を感じたのかを楽しみにしたいと思います。