2024.10.29D組の生徒たちが日頃の練習成果を発揮しました。 ― 第3回フレンドリースポーツ大会 ―
10月29日火曜日、済美養護学校と6校に設置されている特別支援学級の交流を目的に開催する運動会「第3回フレンドリースポーツ大会」が大宮中学校校庭で開催されました。
この連合行事は、新型コロナウイルス感染症が流行する前までは、小学校の特別支援学級も参加して行われていましたが、新型コロナウイルス感染症流行期を終えてからは、中学校・中学部のみで実施することになりました。名称も、連合運動会からフレンドリースポーツ大会に変更することになりました。今回も「フレンドリー」の名前の通り、済美養護学校や区内の特別支援学級の生徒たちと楽しいスポーツ交流が行われました。
今年の競技種目も昨年と同じく、「整理運動ダンス-OB-LA-DI・OB-LA-DA-」「台風の目」「大玉ころがし」「選抜リレー」の4種目です。以前行われていた連合運動会は50メートル走、長距離走など個人記録を競い合う陸上競技主体の大会でしたが、フレンドリースポーツ大会は、親交を深めることを目的にしているため、団体種目、それも学校・学級が混じり合う合同チームの編成となっています。どの競技にも、D組の生徒たちは、全力で参加していましたが、特に最後の選抜リレーは、皆、バトンを持ち、全力で走る姿が素敵で、印象に残りました。
この行事の実施においては、各学級・学校の先生方は勿論、教育委員会の皆さんにお力添えをいただいての開催となります。関係者の皆様に心より感謝いたします。
追伸...今日、前任校の杉並和泉学園の生徒に、6月の野辺山移動教室以来で会いました。会う度に顔つきが大人っぽくなり、礼儀正しくなっています。今の杉並和泉学園の7、8年生は小学部入学式から、9年生は2年生の始業式で初めて出会いました。中学生となり心身ともに立派に成長している姿に嬉しくなりました。きっと今日のような人と人が豊かにかかわり合う学びの機会を何度も繰り返し経験する中で成長してきたのだと思います。連合行事の価値を改めて認識しました。そして、小中一貫教育校の学園長、教員は、その成長の過程に触れることができる、見届けることができる幸せな職であると実感しました。