2024.11.07100人の中学生ボランティアが小学部体育祭の会場準備を手伝ってくれました。
11月7日木曜日の放課後、土曜日に行われる小学部体育祭の会場準備を中学生の先輩が手伝ってくれました。事の発端は、小学部の先生方だけでとても重いサッカーゴールの移動などの会場準備を、中学部の先生が大変だろうと思い、中学生たちにお手伝いをお願したところ、なんと約100名の中学生が「小学部のためにひと肌脱ごうじゃないか」とボランティアとして集まってくれました。
中学部の生徒、中学部の先生方、小学部の先生方が小学生のために、協力して会場づくりをする姿、小中一貫教育校として素敵な光景です。
明日の体育祭では、小・中学生合同種目「玉入れ」、全校種目「みんなでヤットサー! ―阿波おどり―」など小学部と中学部が一緒に参加する競技があります。そのように小中一貫教育校ならではのプログラムも実施できる良さもありますが、本当に大切な事は、今回の中学生のように「学園の後輩である小学生のために自分のできることをする。」「小学生を大切にしようとする。可愛がる。」「これまでお世話になった小学部、小学部の先生の力になる。」ということです。
その事に加え、今回、小学部に在籍した生徒だけではなく、中学部から本学園に入学してきた生徒も沢山、参加してくれました。きっと、小中一貫教育校で学ぶ中で小学生に対しての優しい気持ちか少しずつ育っているのだと思います。
異年齢の児童・生徒と日常生活の様々な場でかかわる中、優しい気持ちが育つのも、小中一貫教育校の良さだと思いました。定期テストの一週間前であるにもかかわらず、お手伝いしてくれた中学部の生徒を誇りに思います。