学園長ブログ

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2024.11.168学年の代表生徒がウィロビーでの豊かな体験や研究を発表しました。

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 1116日土曜日、杉並区久我山会館で令和6年度杉並区中学生海外留学(第12期)成果報告会が実施されました。今回も、杉並区代表として参加した生徒たちが、8月16日から824日までのオーストラリアでの10日間と事前事後学習で学んだ成果を発表しました。

 本学園の代表の8学年の生徒は、自身の研究内容「外国人に対する接し方の違いについて」を現地の生活の様子を含めて発表していました。研究発表の中では、多民族国家であるオーストラリアでは、事前研究、現地での研究、現地でのインタビュー調査等の考察から「それぞれの文化や考え方を尊重し合って多文化社会が成り立っている。」という自分なりの結論を導き出していました。

 成果報告書の中でも、「今回の留学では、多くの驚きと発見があった。特に現地校体験では、衝撃的なことが多かった。まず初めに驚いたのは、日本語で「こんにちは」「おはようございます」と挨拶されたことだ。そしてさらに驚いたのは、寿司やラーメンなど日本食やアニメを知っている人が多かったことだ。また、現地校にはフレンドリーな人が多く、人と人の間にある壁を一切感じなかった。そして、私が今回の留学を通して気付いたことは、『日本人の英語を聞いて笑うのは、日本人だけ』ということである。日本の学校では、少し間違えると笑って馬鹿にする風潮がある。しかし、海外に行って英語を話してみると、笑われるどころか私の拙い英語を聞き取ろうと真剣に話を聞いてくれた。私がこの素晴らしい体験を通して、肌で感じたことや気付いたことは、生涯忘れることはないだろう。そして、それらをただの思い出にするのではなく、これからの人生に役立てるように努力したい。」と現地で学んだこと、感じたことを総括されています。この留学は、派遣された生徒の未来に大きなインパクトを与えるものであると確信しました。

 予想を超えた素晴らしい成果です。

 すでに中学部生徒に対しては、先週月曜日にこの成果を報告しています。小学部の児童に対しては、来月、12月23日月曜日朝会時に報告することになっています。

 最後に、本学園の生徒にこのような貴重な機会を与えてくださいました杉並区教育委員会、次世代育成事業にご賛同いただき寄付をいただきました区民の皆様に心からお礼申し上げます。

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