2024.12.04街の活動に、小中一貫教育校の児童・生徒が参加しました ~ 歳末たすけあい運動街頭募金 ボランティア活動
「 私たちは高円寺学園です。
ご協力をお願いします! 」
12月4日(水)夕闇せまる高円寺のまちに、高円寺学園の児童・生徒の声が響きました。
12月1日から始まった「歳末たすけあい運動街頭募金」にボランティア参加をした31名は、小中合同の4つの班に分かれ、高円寺駅前で道行く人へ元気に呼びかけをしました。
社会福祉法人 杉並社会福祉協議会が推進するこの活動は、その収益の全てが杉並区内の地域福祉活動の助成金として活用されます。本日は、大晦日まで1か月続くこの地域活動に、小学部高学年と中学部の児童・生徒たちが加わりました。
最初は緊張をして手元のメモに向かってうつむいていた子供たちも、道行く方々の善意に触れるうちに、顔を上げ、目線を送って心のこもったお願いをすることができるようになりました。また、見上げるような視線の小学生と、標準服で脇を固める中学生で構成される各グループはすぐに息が合い、支え合って1つになった姿がとてもすてきでした。
あっという間の活動の時間を終え、
「募金をしてくださった方々が、いろいろな声をかけてくれてうれしかった。」
「小学生と中学生が一緒になって活動をすることができて楽しかった」
と語る児童・生徒の表情は、寒さを感じさせない熱気に満ちていました。一部の学校に戻る一団は、満足感に満たされた笑い声に包まれていました。
街中で声を上げ、地域のために行動することができた今回の活動は、子どもたちが自分の意思で社会参画を果たしたひとときです。体験しないと感じえないこと、体験をしたからこそ考えられるようになったことなど、ボランティア活動は未来につながる種を得ることができます。児童・生徒たちの収穫は、きっと、地域を視野にいれた次の活動に繋がることでしょう。頼もしいことです。
こうして地域を支える活動の機会をいただけたことに、そして温かい声をかけていただいた皆様に、感謝いたします。ありがとうございました。