2024.12.18杉並区渋谷教育長と中学部代表生徒がこれからの部活動について意見交換をしました。
12月18日水曜日、15時30分より大会議室において、杉並区教育委員会の渋谷正宏教育長と学校支援課の方々が来校し、中学部の代表生徒(8年生徒会役員と各部の部長)と部活動や中学生の放課後の過ごし方等についての意見交換会が行われました。
今回の教育長来校、意見交換会開催の理由は、プロコーチによる部活動指導の仕組みを先行的に実施している本学園の生徒が、現在行われている各部の活動等について、どのような良さと課題を感じているのか等、率直な意見(本音)を区教育行政の長である渋谷教育長が直接、聴いてみたいという希望からです。
渋谷教育長や教育委員会の方からは、参加した生徒に対し、「現在の部活動に入った理由は何か。」「大会に勝利することを目的にやっているのか。それともスポーツに親しみたいからか。」「もっと日数を増やした方が良いか。減らした方がいいのか。」「プロコーチよりも学校の先生が顧問やコーチをやった方がよいと考えるか。」「こんな部があると入部していたというものはあったのか。」「現在の部活動について、改善した方が良いと思う者はあるか。」「活動がない日、放課後どう過ごしているのか。」等の質問がありました。それに対して、出席している生徒たちは各々の意見を堂々と述べていました。
生徒たちの意見は、「すぐにでも実現きるもの」「時間をかけて準備をしなければならないもの」「保護者・地域の方々のご協力が必要なもの」「実現が難しいもの」など、様々でしたが、学園長の判断で実現できるものについては、なるべく早く、その意見・要望を実現してあげたいと思いました。
最後に渋谷教育長から、子供たち、学校の教育を支えていく教育委員会として、考えていかなければならない貴重な意見を意欲的に出してくれたことに対し、感謝の言葉、お褒めの言葉をいただきました。私は、今日の意見交換会の中で8年生が学園のリーダーとして、しっかり育っていることについて頼もしく、嬉しく思いました。
会の後、私、同席した学校運営協議会、学校支援本部の吉田さんから、渋谷教育長に、生徒たちの率直な意見を踏まえた部活動や放課後の中学生の居場所にかかわる教育施策等を進めていただけることをお願いしました。また、来年から始まる高円寺エリア3校(高円寺学園、高南中学校、杉森中学校)による新たな部活動の仕組み「スポーツクラブ」が起動に乗るまで、生徒たちの思いを受け止めご支援をお願いしました。
渋谷教育長、学校支援課の皆様には、生徒たちに貴重な学びの機会をいただけましたことを心から感謝したいと思います。