2025.01.23今年も6年生の作品で学園全体がアート空間になりました。
学園の至るところにアート作品が
1月22日水曜日、今年も6年生の制作した壁面(地面)アート作品が交流ホール、階段、廊下など様々な場所に展示され、学園全体がアート空間になりました。そして、作品の飾られている学園の至る所で小学部・中学部の児童・生徒たちが立ち止まり、興味深そうに作品を観賞していました。中学部の生徒たちは、自分たちが小学生の時に作成した作品を思い出し、懐かしむ様子見られました。
この学園内の作品展示は、小学部6年生の図画工作の学習「フォト スポット プロジェクト」として実施されているものです。校内で、作品と一緒に写真を撮ると楽しい場所をつくろう、ということをめあてに、どこに、どんな作品をつくったらいいかを話し合いながら原案をまとめたようです。各学級でいくつかのグループを作り、皆で6年間の授業で学んだ様々な表現方法を思い出しながらつくりました。
実際に廊下にしゃがみこんで作品を創り上げている6年生を見てみると、どのような作品にしたら、見る人が驚いたり、楽しんだりしてくれるかを想像しながら、その場でも意見を戦わせている様子が見受けられました。
昨年もお話しましたが、高円寺のまちの文化を象徴するものとして、壁面アート(ストリートアート、グラフィティアート、ミューラルアートなど)があります。少し私には難解なアート作品もありますが、それもまた、高円寺の個性なのかもしれません。日常生活において、街中の壁面アートを見ている児童たちですから、他の学校には見られない「One&Only(唯一無二)」の個性的な作品となっているのだと思います。
私の気が付かない所にも掲示されたり、置かれたりしているのかもしれません。2か月後、本学園小学部を巣立つ6年生最後の作品がどこに掲示されているのか、学園の中をもう一度、歩いてみようと思っています。