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2025.01.26すぎなみ朝ベジメニューコンテストの表彰式がありました。

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 1月26日日曜日、中学生の料理の楽しさや朝食を食べることに関心を高めることを目的に、中学2年生が応募できる「すぎなみ朝ベジメニューコンテスト」の表彰式が荻窪タウンセブンで行われ、本学園の中学部8年生1名がトーストを主食、スパニッシュオムレツを主菜、賽の目切り野菜サラダを副菜とする「ビタミンたっぷり朝ごはん」を考案し、特別賞をいただきました。今回のコンクールには、杉並区の学校に通う571人の中学2年生(本学園は8年生)が応募し、その中で特に優秀と認められた10人が表彰を受けました。

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 今年で6回目となるこのコンテストですが、毎年、本学園の生徒は優秀な成績を収め、表彰の栄誉を受けています。もちろん、家庭科の先生の熱心なご指導によるものだと思いますが、それだけで毎年受賞することはできません。それ以外の理由としては、本学園には栄養教諭の先生が配置され、給食を通して、あるいは、小学部時代から教科や学活等に位置付けられて、「食育」の授業がしっかりと行われていることも理由の一つだと思います。また、飲食街が学区にあり、調理等に興味・関心が高い児童・生徒が多いということなども隠れた理由としてあるのかもしれません。(中学部卒教後、調理にかかわる学校に進学する生徒も毎年、複数人います。)

 今回のコンテストは、「朝ベジ」という名前が付くとおり、いかに朝食で野菜を取り入れるかが大きなテーマとなっています。朝ごはんをとり、主食であるご飯やパンによるブドウ糖が脳のエネルギーとなり、からだ全体が目覚めます。それに野菜、たんぱく質などを使った主菜、副菜がそろえば、育ち盛りの児童・生徒たちの健康な体、寒さにも負けない元気な体となっていきます。主催者の方から、中学生時代から、しっかりと朝食、野菜をとる習慣をつくることが人生100歳時代における健康寿命を高める素地となるという話がありました。今回の8年生の受賞をきっかけに児童・生徒たちにも、保護者の皆様にも、朝食を食べること、栄養等に配慮し、バランスの良い献立とすること等について、考えていただきたいと思います。