2025.03.18「中学部第5回卒業式」 ― 61名の9年生が学園を巣立ちました。―

3月18日火曜日、中学部第5回卒業式がたくさんのご来賓、保護者の皆さまのご列席のもと挙行され、61名の卒業生に義務教育修了を認めた卒業証書が授与されました。
その、立ち振る舞い、卒業生の担任の先生の呼名に応える声、別れの言葉・合唱は勿論、在校生送る言葉・合唱どれも素晴らしく、感動的でした。特に、卒業生の合唱、卒業生代表の言葉は、3年間に思いがこもったもので、思わず涙を流す生徒もいた感動的なものでした。
私からは今年、日米の両国で野球の殿堂入りを果たした元メジャーリーガー、イチロー氏の「夢をつかむのは一気にはできない。小さなことを積み重ねることで、いつか信じられない力を出せるようになる。」という言葉を引用して、はなむけのメッセージを送らせていただきました。
式後、各学級で友達、担任のお別れの学級活動をした後、1年生から8年生がつくる歓送の花道の中を通り、皆に祝福され、学園を巣立って行きました。歓送では、中学部の在校生の中にも涙を流す人もいました。
花道では、小学部児童の「ご卒業おめでとう」という大合唱に9年生は多少、照れくさそうでしたが、小学部の子どもたちに手を振る姿は、とても嬉しそうでした。(小中一貫教育校ならではの光景です。)
春の陽が降り注ぐ、校庭に出た卒業生たちは「蛍の光」が流れる中、友人たちや保護者の方と写真をとったり、話をしたりしていて、学園を去りがたい様子でした。
61名の卒業生は、きっと自らが決定した進学先でも、持ち前の明るさ、力強さ、優しさや学園で磨いた「深く学ぶ」「互いを助け高め合う」「たくましく生きる」という高円寺学園魂を発揮してくれるものと信じています。
新型コロナウイルス感染症の流行にも、学びを止めることなく精進を続けて立派な青年に成長した卒業生の未来に幸多からんことを心よりお祈り申し上げます。
そして、この間、この生徒たちのために様々な場面でお力添えをいただきました本学園PTAの皆様、学校支援本部の皆様、学校運営協議会委員の皆様、学区の町内会、商店街の皆様、高円寺地区地域教育推進協議会の皆様、高円寺中央青少年育成委員会、高円寺北青少年育成委員会の皆様、阿波おどり振興協会、各所属連の皆様、杉並区教育委員会、杉並区役所、杉並区議会の方々に心より感謝申し上げます。