学園長ブログ

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2025.04.0892名の7年生が中学部の一員になりました。―第6回中学部入学式―

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 4月8日火曜日、高円寺のまちに桜の花びらが舞う、芽吹きの春の陽がさす本日、中学部第6回入学式が挙行され、新7年生92名を中学部の一員に迎えました。
 小学部から進学してくる82名の生徒にとっては、小学部と同じ校舎にある中学部への進学であることから、あまり緊張はしないのだろうと決めつけていましたが、新7年生やその学年教員に聞いてみると、皆かなり緊張していたようです。
 私の式辞では、始業式同様、毎日の学習や様々な体験等を通して、「深く学ぶ態度」「互いを助け高め合う心」「たくましく生きる力」等を高めてもらいたいことを話しました。具体的には、5周年である本年、「下級生、小学部児童に良き手本になろうとする校風」「皆が優しく支え合う校風」「阿波おどりなど地域の文化を守ろうとする伝統」「地域の方々に愛される伝統」等にさらに磨きをかけ、東京一の学園を築き上げてもらいたいという事を伝えました。
 新入生代表の生徒の言葉では、中学部での環境の変化を心配しつつ、勉強や部活動など、新しい事に積極的に挑戦していきたいこと、宿泊行事を楽しみにしていること、自分自身を成長させていきたいこと等の決意表明がされました。
 9年生代表の「歓迎の言葉」では、中学部での日常生活で心掛けていく必要があること、失敗しても挑戦し続けていくことが大切なこと、自分の得意なところや良いところを伸ばしていってもらいたいこと、上手くいかないことがあったら相談してもらいたいことなどをメッセージとして伝えていました。
 これから新7年生の中学部での生活が始まります。先ほど、話したように、施設一体型小中一貫教育校なので中学部・中学校への進学についての心理的な不安等は他校よりは少ないかもしれません。(他小学校から入学してくる生徒は、きっと大きなものだと思います。)
 しかし、中学部への進学は、新入生にとっての大きな変化の時、試練の時であることに間違いありません。定期考査があることも心配ごとの一つです。それらのことを上手に乗り越えられるよう、高円寺学園の中学部教職員が一丸となり、小学部、小学校の先生から引き継がれている様々な生徒に関する情報をもとに、新入生一人ひとりの生徒に寄り添うとともに、協力して親身な教育を進めていきたいと思います。
 92名の新入生のご家族の皆様、本学園へのご入学、誠におめでとうございます。ご参列いただきましたご来賓の方々、学校運営協議会、学校支援本部、PTA役員の皆様、保護種の皆様、ご多忙の中、ご参列いただきました事に心より感謝申し上げます。