2025.04.092年生以上の学年で給食が始まりました。
4月9日水曜日、昨日、中学部の入学式を終え、今日から1年生から9年生、全員での学園生活が始まりました。小学部では、1年間、1学期の「めあて」を考え、「※キャリア・パスポート」に記載する学級活動(ホームルーム)に加え、国語や算数、体育といった教科の学習が開始されます。係や委員会決めなどを行う学級もあるようです。新1年生は、スタートカリキュラムに基づく、「わくわくタイム」「なかよしタイム」などが始まっています。
中学部でも、学年・学期の始まりにあたって、キャリア・パスポート作成、委員会・係決めなどの学級活動、学年教員との出会いに加え、「こんな学年になってもらいたい。」という思いを先生方が伝える「学年集会」が行われていました。
そんな中、今日から2年生以上の学校給食が始まりました。今日の献立は、主食「鯛めし」、主菜「せんざんぎ(鶏のから揚げ)」、副菜「ポン酢和え」、汁物「若竹汁」です。新学期を祝っての鯛めし、汁物に入っている若竹は、栄養教諭、栄養士さんの子供たちがすくすく成長していってもらいたいという願いや思いが込められているのだと思います。
中学部の7年生にとっては、中学部入学後の初めての給食になります。給食の開始時間が20分程、遅くなったことでお腹をぺこぺこにして4時間目の授業を受けていたのだと思います。今日の主菜の「せんざんぎ」は、中学部の方が大きいことを7年生に教えてあげたら、「中学生になってよかった」と喜んでいました。
学校給食の目標は、学校給食法第2条に定められているとおり、「適切な栄養の摂取による健康の保持増進」「日常生活における食事について正しい理解を深めること」「健全な食生活を営むことのできる判断力を養うこと」「望ましい食習慣を養うこと」「明るい社交性及び協同の精神を養うこと」にあります。そして、これらの事は、お子様に対して、ご家族の働きかけがあると子供たちの学びが深まります。
「今日の給食はどんなメニューだった?」「美味しく、たくさん食べられた?」「素敵給食だね。美味しそうな給食だね。」「お家でも今度、作ってみようかな。」など、ご家庭でも給食の事を話題にしていただけると幸いです。ご自身の小学校、中学校時代の給食について、話すことも給食、食への関心を深めることに繋がります。
給食については、子供たちの学園生活の文字通り、「エネルギー」になるものであり、ご家庭にとっても関心の高い事だと思います。これからも定期的に学園長blogに取り上げて行きたいと思います。
児童・生徒たちが、栄養教諭の先生、栄養士さん、調理師さん(今年から給食業者が株式会社メフォスさんに変わりました。)の作った、愛情たっぷりの給食をもりもり食べて、たくましく育つことを願いたいと思います。
また、1年生は14日月曜日から給食がスタートします。楽しみにしていてください。
※キャリアプラン...小学校から高校まで引き継がれる、キャリア教育にかかわる活動について記録したファイル。児童・生徒自身が、「1年間の目標」「将来の夢、目標・思い・願い」「心や体」「学習状況」「生活状況」等の成長の過程を振り返れるような内容になっています。