5学年ふれあい集会
2022.10.13
高円寺学園では、インクルーシブ教育を進めています。
インクルーシブな社会を理解して、肌感覚として身に付けていくためには、自ら学び意識を更新したり、当事者の方とふれあったりすることが大切です。
5年生は、国語の学習で「みんなが過ごしやすい町へ」という学習で、学校や地域にあるユニバーサルデザインや共生社会に向けた仕組みや考え方を学びました。
6年生は、社会の学習で日本国憲法に書かれた権利や法律や共生社会に向けたユニバーサルな街づくりについて学びました。
そして今回は、車いすユーザーの「千葉 哲(さとし)」さんを学園にお招きし、ご講演いただきました。
車いすになった経緯、ご本人の生い立ち、現在の状況などをスライドとともにわかりやすく語ってくださいました。
子どもたちは、前のめりになって話に聞き入っていました。
これからの社会では、「当事者」という言葉がなくなるくらい、社会の仕組みや街づくりにも増して、人々の意識も共生社会へ向かっていくと思います。そして、子どもたちはその担い手となってくれることと思います。
最後に千葉さんが紹介してくれた2つの言葉を載せます。
「人を幸せにできる人になろう」
「誰かがやってくれるだろう。その『誰か』になろう」