6学年血液と体重のはなし
2020.05.19
体にとって大切な血液。献血がしゅみの私が、少し血液についてお話します。少し割合の話もあるので、算数の復習にもなるかな。
自分の体の中にはどのくらい血液が流れていると思いますか?
血液は体重1kgにつき約80mLあるといわれています。
体重40kgとして考えてみると
40×80=3200mL
つまり3.2Lの血液が流れているのです。自分の体重で計算してみるとどのくらいになりますか?
そして、血液が20%以上短時間で失われると命の危険があるそうです。
3.2Lの20%は
3.2×0.2=0.64L
つまり40kgの人は、640mL以上なくなると大変なことになってしまうということですね。
血を失った人や、血液から作る薬が必要な人のために、献血というものがあります。私は献血がしゅみなのですが、献血をするとき体重を教えなくてはいけないのです。友達との会話では少し少なめに言ってしまうのですが、この時は平均より重い体重を正直に教えます。
なぜなら、体重が多いほど血を多く人にあげられるからです。最初に話した通り、体重が多ければ血液も多いので、多くとっても大丈夫なのです。人よりちょっと大きめの体でよかったと思うのは献血の時です。
最後に少し血液の説明です。上の画像の一番右、3つのそうに分かれていますね。一番下の濃い赤茶が酸素を運ぶ赤血球、その上の白っぽいところが白血球と血小板、一番上の黄色いところは血しょうという成分です。ちょっと興味がある人は「はたらく細胞」というマンガ(アニメもあります)をおすすめします。
酸素や二酸化炭素を運ぶ赤血球はこんな形をしています。
高校生でひまをもてあましていたとき、そのころから献血好きだった私は、白玉を食紅でそめて「赤血球♪」とよろこんでいました。血液好きな人は、ぜひ赤血球白玉を作ってみてください。(水加減に注意してね。)
次回は、おいしい内臓というテーマでお送りします。
See you !