6学年空気の流れはどう作る? 換気の話
2020.05.28
今日の入学式準備おつかれさまでした!
自分のためだけでなく学校のためを考え動ける最高学年としてとても良いスタートがきれました。これからも、みんなのお手本となるようがんばりましょう。
ここで5年の理科の復習です。
Q.作ってからしばらくたった砂糖の水溶液は、どこが一番甘いでしょう。
A.どこも同じ味 (いじわる問題でごめんなさいね)
下のほうが甘いと想像してしまいますが、どこも同じ濃さのままです。水の粒も溶けた砂糖の粒も目には見えませんがあっちに行ったりこっちに行ったりするので、砂糖の粒が下に落ちていくこと(下が濃くなること)はありません。
空気の中でもこのようなことが起きているので、においなども薄まっていきます。いつの間にか散っていくのです。しかし、今よく聞く「ひまつ」は一粒一粒が空気の粒に比べて大きいので、下に落ちていきます。
ですから「ソーシャルディスタンシング」という言葉が最近聞かれるように、「ひまつ」は間を開けていれば遠くまでは届きません。水溶液とは違いますね。みなさんとももっと近づきたいですが、今はぐっとがまんの時です。
ひまつは下に落ちやすく空気の中で浮かんでいる時間が少ないのですが、それでも「換気(かんき)」は大切だといわれています。今日みなさんのいた大アリーナは換気が行われていたのですが気づいていましたか。
ここでもう一つ、これは家庭科の先取りの問題です。
大アリーナの換気(風通し)が一番良いのはどの状態でしょう。
今日の大アリーナをよく思い出してね。
おうちでも換気に気を付けて過ごしてくださいね。