8学年道徳授業地区公開講座
2023.01.21
1月21日(土)学校公開・道徳授業地区公開講座がありました。テーマは「いのちの教育 生命尊重」です。
8学年は「奇跡の一週間」をに取り組みました。この題材は実話で、末期がん患者の北村春夫さんの生き方を通して、生命の尊さを理解し、自他の限りある命を大切に生きていこうとする心情を育てることをねらいとしています。
事前にいのちに関するアンケートを実施しました。いのちについて考える機会については、「毎日」という人から「1年に一度」、「考えたことがない」という人まで幅広い回答がありました。
また「いのちについて考えるときは、どのようなときに、どのようなことを考えていますか?」という問いについては、「いのちに関するニュースを見た時」や「身近な人が亡くなった時」「道徳の授業」という回答や、「どうして生きているんだろう」「死んだらどうなるんだろう」「死ぬのは怖い」などの回答がありました。
授業ではアンケートの結果を共有した後、資料を読みました。そして先生からのいくつかの発問について考え、ペアやグループで議論したり、ロイロノートで発表しました。
意見に対する度合いを桃色と水色で表す活動では、多様な考えに気づくことができました。
最後に今日の学習を振り返って、いのちについて感じたことについてまとめをしました。以下のような意見がありました。
「人はいずれ死んでしまうけど、それまで一生懸命に生きて、最後には良かったなと思えるようになりたい。病気になったり辛いことを沢山経験しても自分なりに全力で生きていたいと思った。そしてつらい思いをしている人には少しでも助けになれるようにしたいです。」
「命は限りがあるもので、別れは悲しいけれど、その人に会えたことを喜ばなければいけないと思った。」
今日の学びでは、いのちの大切さについて改めて考えることができたと思います。ご来校いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。