9学年情報モラル教育
2023.04.26
4月25日（火）に講師の先生をお招きして、中学部の情報モラル教育を実施しました。
最初に、最近増えているスマートフォンやインターネットに関するトラブルや、裁判事例などについて教えていただきました。法律の改正が進み、ネット上に中傷などを書き込むと、侮辱罪で訴えられたり、個人情報の開示請求などが行われることもあります。
トラブルを避けるために、大切なことが２つあると言います。
第１に「行動の結果を考える」ことの大切さです。SNSに投稿した写真や書き込みは、思わぬところに広がって多くの人の目に触れたり、犯罪に巻き込まれる可能性もあります。また書き込みが批判されたり、いわゆる「炎上」と呼ばれる状態を起こしてしまうこともあるので、結果をよく考えて行動することが大切です。
第2に「法律・マナー・ルールを守る」ことの大切さです。ネットに関わる法律はたくさんあり、法律に触れる行為があった場合に「法律を知らなかった」という言い訳は通じません。また、アプリのインストールでよく目にする「利用規約」をしっかり読んだことがあるという人は少なく、多くの生徒が読まないと答えていました。
「同意」ボタンを押すときは、契約をしているのだという意識をもち、困った状況になった時はすぐに相談窓口や保護者の方に相談しましょう。
アプリによって年齢制限、投稿することができない言葉や写真、動画など、様々なルールがあります。人権侵害や著作権の侵害にも注意しなければなりません。法律やルールはしっかり守り、「結果」を考えて「行動」しましょう。
今日の学習を踏まえて、スマートフォンやインターネットの正しい利用を心がけましょう。
