校長挨拶「本の世界へ」

学校全体

先週金曜日、先生方が読み聞かせを行う「読書バイキング」がありました。校長先生も参加して、「さんまいのおふだ」という絵本を読みました。1・2年生のみなさんが静かに、そして楽しそうに聞いてくれて、とてもうれしかったです。

実は、校長先生は子どもの頃、本を読むのがあまり好きではありませんでした。文字を読むのが苦手で、本を開くことすら避けていました。でも、夏休みや冬休みの宿題である読書感想文のために、しぶしぶ本を読んでみたところ……なんと、とても面白い! 本の中にはいろいろな世界が広がっていて、自分が経験したことのない世界や、考えたこともなかった世界に入り込むことができると気づきました。

ゲームが好きだった校長先生にとって、本の世界に入ることは、ゲームの世界に入り込むことと少し似ているように思いました。ゲームの中で冒険するように、本の中でも冒険ができるのです。知らなかったことを知る喜びや、登場人物と一緒に悩んだり笑ったりする体験――それが本を読む楽しさなんだと気づきました。

みなさんも、ぜひいろいろな本を手に取ってみてください。最初は「読むの、ちょっと面倒だな」と思うかもしれません。でも、読んでみると意外に楽しかったり、思いもよらない発見があるかもしれません。本の中には、テレビやYouTubeでは味わえない、特別な「冒険」がたくさん詰まっています。

これからも、いろいろな本と出会い、みんなの心や頭が豊かになることを楽しみにしています。

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