4年生は、隣のわんぱく公園で「宝探し」をしていました。
宝探しという楽しい遊びを企画し、遊ぶことのみに目的があるわけではありません。
楽しく宝探しが出来ることはもちろん必要なことですが、この企画や遊びを通して力が身につくことを授業者は望んでいます。
司会者は事前に準備をして、スムーズな進行になるよう台本を作っていました。チームもしっかり分かれ、宝も準備し、ルールも事前に周知・理解されています。
教師も子供も、「みんなが楽しむために」という大目標を持ちつつ、助言も声がけもしていることがよく分かります。ルールって何のためにあるのか、この宝探しをすることで体感しています。1人が楽しむだけじゃなく、みんなが楽しむためにはどんな行動をとったらいいか。
松ノ木小の教育活動はこのようなことを1番に、大切にして授業づくりを行っています。この目標達成のために、現代で有効な道具や方法があったらどんどん使い倒したらいいと考えています。それがタブレットだったりします。使う必要のないところでは使いません。使ったら子供たちのためになるものであれば、どんどん使います。
遊びをしていると様々なトラブルも起きます。それもまた勉強。どんな行動をとったらいいか、どんなルールにしたらいいか、どんな声がけをしたらいいか。集団で生きる、楽しむためにはどんな振る舞いをしたらいいか。子供たちの性格も様々です。このメンバーの中ではどんな決め事としたらいいか、子供たちの頭はフル回転です。
大人になって社会に出たときに、様々な人たちや環境や条件があることも分かってくると思います。そんな中でどのようにしたらいよいか。大人になる前にたくさん勉強してほしいと思います。
子供たちの心と頭と体をしっかりと鍛えていきます。