校長挨拶「一人一人の音がつながるとき」

学校全体

先日の音楽鑑賞教室では、高校生のお兄さんお姉さんが素晴らしい演奏をしてくれました。皆さんも、心に響いた音やパフォーマンスがあったのではないでしょうか。

あの演奏があれほど素敵だったのは、3つの大切なことが合わさっていたからだと私は考えます。

一つ目は、個人の練習です。高校生一人一人が自分の楽器をしっかり練習して、正しい音を出せるように努力を積み重ねていました。その積み重ねが、あの美しい音につながっていると思います。

二つ目は、みんなと合わせる力です。個人がどんなに上手に演奏できても、みんなで音を合わせなければ素晴らしいハーモニーは生まれません。自分の音だけではなく、仲間の音をしっかり聞き、お互いを思いやる気持ちが大切だと思います。

そして三つ目は、聞いている人に素晴らしい音を届けたいという想いです。演奏中の高校生たちの表情やパフォーマンスからは、みなさんに楽しんでもらいたい、感動してもらいたいという気持ちが強く伝わってきました。この想いが、演奏をもっと特別なものにしていたのだと思います。

みなさんも、何かを頑張るときには、自分の力を磨くこと、仲間と協力すること、そして相手に伝えたい気持ちを持つこと、この3つを大切にしてみてください。そうすれば、きっと素晴らしい成果が生まれると思います。

高校生のお兄さんお姉さんの演奏が、みなさんの心に少しでも響いて、これからの力になることを願っています。

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