平成26年3月の給食をご紹介します。
平成26年3月2日(月) |
鮭のおろし炊き |
鮭という名前は、いろいろな意味からつけられました。ひとつ目は、アイヌ語で「夏」という意味から。ふたつ目は、肉に筋があるため「裂け」やすいからということから。みっつ目は、肉の色が赤いため「酒」に酔ったように見えることから。よっつ目は、酒の肴として親しまれたからということから「さけ」と呼(よ)ばれるようになったそうです。シロザケ・ギンサケ・ベニサケ・マスノスケ・サクラマス・カラフトマスなどがあります。サケとマス。どちらも英語でサーモンといいます。今日は、だいこんおろしをかけた「おろし炊き」で食べます。 |
平成26年3月3日(火) |
3月3日はひなまつり |
ひなまつりは、日本の伝統行事。女の子の成長や幸せを願う行事で、「ももの節句」ともいいます。もとは、草や紙で作った人形でからだをなでて災いをうつし、それを川や海に流しておはらいをしたのが始まりといわれています。おひなさまを飾るようになったのは室町時代からです。おひなさまの横には、ひし餅が飾られます。そのひし餅にみたて、三色のゼリーを作りました。一番下は抹茶を使った緑色、真ん中は牛乳を使った白色、一番上はいちごを使った赤色のゼリーですよ。 |
平成26年3月4日(水) |
変わり大学いも |
大学いもの主役は、もちろんさつまいもです。さつまいもの旬は9月から11月です。貯蔵されて水分が少なくなったものが味がよいと言われています。さつまいもは、おなかの掃除をしてくれる食物繊維を多く含んでいて、栄養価が高く、少量でも満腹感が得られます。甘味をいかして、お菓子に良く使われます。大学いもは、油で揚げて、砂糖・水あめ・しょうゆをからめて、ごまをふります。今日は、揚げた煮干しを一緒にからめました。さつまいもの種類は「紅あずま」と言います。 |
平成26年3月5日(木) |
※「お別れ給食」(弁当給食)のため、給食紹介はお休みです。 |
平成26年3月6日(金) |
春雨スープ |
春雨は、緑豆から作られるアジアの乾麺です。また、じゃがいもやさつまいもからも作られます。なぜ、「春雨」というのでしょうか? それは、「春に降る細い雨」に似ていることから、この名前がつきました。でんぷんの部分を熱湯で練って、穴のあいた容器から熱いお湯の中に押し出してゆでます。そして、水洗いした後、凍らせて、さらに天日乾燥します。煮物や炒め物、サラダなどにも使われます。今日は、にんじん・ながねぎ・えのきたけ・豆腐と一緒にスープで食べます。 |
平成26年3月9日(月) |
か つ 丼 |
大正10年2月、早稲田高等学院生の中西啓二郎という人が考案し、世の中に広めたといわれています。食堂も少なく、毎日カレーライスとかつ飯を交互に食べていました。ある日、食べあきてしまったので、お皿のごはんを丼ぶりに移し、その上に豚かつをのせ、ソースとメリケン粉を煮た汁をかけ、青えんどうをふりかけました。食べてみるととてもおいしく「かつ丼」と名付けたそうです。 今日は、やわらかな豚のヒレ肉を使って、カツにしました。ヒレ肉は、骨盤の中にあるスジが少ない赤身の肉で、一頭からとれる量が少ないので、とても高価なお肉です。 |
平成26年3月10日(火) |
うずらたまご |
私たちがよく食べている卵、スーパーやコンビニでよく見かけますね。では、この卵。日本で見られる一番小さい卵は何でしょうか? 正解はうずらの卵です。重さは約18g程度です。ニワトリの卵の3分の1くらいの大きさで、栄養も3分の1くらいです。名前の通り、うずらが生んだ卵です。うずらは、からだが小さく長さが20センチくらいしかありません。なので、卵も小さいのですね。特徴は、表面に茶色のまだらの模様があることです。今日は、うずらの卵が「コロッケ」の中に入っていますよ。 |
平成26年3月11日(水) |
かばやき(蒲焼) |
蒲焼とは、開いて骨をとったうなぎや穴子などを串刺しにし、しょうゆやみりんなどをあわせたタレをつけて焼いたものです。なぜ蒲焼というのかはいろいろな説があります。昔は、開かずに竹串にさして丸焼きにしていましたが、その形が「蒲の穂(がまのほ)」に似ていたことから「がま焼き」といわれ、それがいつのまにか「かばやき」になったという説が有力です。7月20日から8月8日頃までを「土用」といい、「土用の丑の日」には昔からうなぎを食べて、夏の暑さに負けない元気なからだ作りをしました。香ばしいタレの匂いは、食欲を増進させてくれますね。今日はさんまの蒲焼です。 |
平成26年3月12日(木) |
※「なかよし給食」(他学年交流給食)のため、給食紹介はお休みです。 |
平成26年3月13日(金) |
ミートローフ |
ミートローフは、アメリカのママの味です。アメリカでは、オーブン料理がよく食卓に上がります。ミートローフは、タネはハンバーグと同じですが、ひとかたまりにしてオーブンで焼くと、中がとてもジューシーに仕上がります。そして、盛り付けた時に、とても豪華になります。おもてなし料理にもなります。今日のミートローフは、桃二小のオリジナルメニューです。オーブンで、40分焼いて仕上げました。レストランのようにナイフとフォークで食べてみましょう。上手に食べられるでしょうか……? |
平成26年3月16日(月) |
ドライカレー |
ドライカレーは、日本のカレーライスのバリエーションのひとつです。明治時代の終わり頃、日本郵船の客船「三島丸」の食堂で、「ドライ・カリー」として登場したのが最初だといわれています。ひき肉とたまねぎ・にんじん・セロリのみじん切りにしたものを炒め、カレー粉で風味をつけ、よく煮込みます。それをごはんの上にのせて食べます。給食では、みなさんのからだの事を考えて、レーズンが入っています。レーズンはぶどうを乾燥させたドライフルーツです。ミネラルを多く含み、パンやお菓子によく使われます。 |
平成26年3月17日(火) |
ナ ム ル |
「ナムル」は、韓国料理の定番です。「ナムル」とは、野菜の和えもののことをいいます。ゆでた野菜を使うことが多いので、生の野菜よりたくさん食べられます。たくさんの野菜を食べる方法の一つですね。韓国では、大きな豆もやしを使うことが多く、にんじん・ほうれんそうなどが一緒によく使われます。ゆでてから、それぞれの野菜に味付けをして、お皿にのせるのが本来のようです。今日は、もやし・こまつな・にんじんをごま油としょうゆ・酢で味付けし、混ぜました。さっぱりとした味わいです。 |
平成26年3月18日(水) |
元 気 ご は ん |
今日の元気ごはんの中に入っている黄色いつぶは「きび」です。「きび」はイネ科の植物です。「あわ」とともに古代の人たちの主食として食べられていました。お米と同じ穀類でエネルギーのもとになり、また食物繊維もたくさん含んでいます。原産地はインドといわれ、我が国では主に北海道で栽培されています。生長すると1メートル位になり、秋に花が咲き、黄色い実がなります。実が黄色であることから「黄実(きみ)」そして「きび」となったようです。粉にして、お団子やお菓子の材料として使用されています。 |
平成26年3月19日(木) |
みかんの大トロ「せとか」 |
とろける甘さと滴る果汁が人気の「せとか」。3種類のみかんを掛け合わせて誕生した品種です。愛媛県でとれる「せとか」は、うまみが濃く、柔らかな房の中にたっぷりの果汁ととろけるような果肉がギッシリつまっています。みかんの中でも最高のレベルのコクと甘み、ずっしりと重く、ボリューム感があります。非常に薄い皮に包まれた実は柔らかく、口に残りにくいため、丸ごと食べられます。生産量が少ないので、非常に高価です。皮をむいて、袋ごと食べましょう。 |
平成26年3月20日(金) |
今日はリザーブ給食の日 |
リザーブというのは、予約という意味です。事前にみなさんから希望を聞きました。今回は、バーガーパンのリザーブです。「照り焼きチキン」「ハンバーグ」「フィッシュフライ」の3つから一つ選んでもらいました。予約したものを覚えていましたか? 学校全部の人の希望の人数表は、給食室前に掲示してあります。「照り焼きチキン」が人気ナンバー1でした。味はそれぞれに違いますが、どのバーガーもまごころをこめて作りました。アイスクリームもつきます。食べ終わったクラスから給食室に取りに来てくださいネ。 |
平成26年3月23日(月) |
ぼ た も ち |
今年は3月21日が春分の日です。太陽が真東からのぼり、真西に沈みます。春分の日の前後7日間を「お彼岸」と呼び、ご先祖様をお祀りし、仏壇に「ぼたもち」をお供えします。「ぼたもち」とは、お米ともち米を合わせて炊いて、すりこぎで軽く半つぶしにして(半ごろしともいいます)、甘く煮たあずきの餡で包み込んだものです。学校では、黒すりごまときなこをまぶしたものを食べます。 今日で、今年度の給食は今日で終わりです。嫌いなものが少しでも食べれるようになったでしょうか? それぞれが、1年間を振り返ってみましょう。 |