オリパラ授業「ゴールボール」

パラリンピック競技のゴールボールで元日本代表選手の

高田朋枝さんを講師としてお招きし

2月8日(土)にオリパラ授業を行いました。

1・2・3年生は2時間目、

4・5・6年生は3時間目にそれぞれ体育館にて授業を受けました。

授業の前に、高田さんにアドバイスをいただきながら

支援本部メンバーがコートの準備をしました。

バレーボールコートと同じ広さですが

目隠しをしてもコートの線がわかるよう

ひもの上からテープを貼ります。

試合の時には、太さが3mm以下のひもを使うとのこと。

その会場によって床の色が違うので、

テープはその会場に合わせて目立つ色を使うそうです。

授業では高田さんから簡単なルールの説明をしていただきました。

バスケットボールと同じくらいの大きさのボールの中には鈴が3つ入っています。

重さは1.25kg、中は空洞で、

転がすと、鈴の音がします。

競技の時にはアイシェードという光を通さないゴーグルを目の上につけます。

視覚障がい、と言っても、まったく見えない人、光は少し見える人、

弱視の人など、その状況はさまざまです。

パラリンピックでは視覚障がいの人に出場が限られますが、

普段ゲームを楽しむときは、晴眼者(視覚に障がいのない人)も

光を通さないアイシェードをつければ、同じ条件で競技ができます。

まず、みんなでゴールを守る練習をしました。

次に3人対3人で対戦してみました。

ボールがころがる音だけを頼りに動くのはなかなか大変。

思っていた方向と違うところにボールが転がってしまった人も

いたのではないでしょうか。

その後、高田さんとのPK対決も行いました。

今回は代表の児童のみの対決でしたが

授業を体験したことにより学びもいろいろあったことでしょう。

ゴールボールの競技をパラリンピックで観戦するのが楽しみですね。

高田さん、ありがとうございました。