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1月23日(木)5校時に5年2組、6校時に5年1組で、食育の出前授業を行いました。
日本醤油協会の「しょうゆもの知り博士の出前授業」です。
しょうゆもの知り博士の横山博士をお招きしました。
まず、しょうゆをホットプレートで加熱し、香りをかいでみました。
香ばしい香り!
焼きもち、せんべい、みたらし、焼きおにぎり…などを連想します。
次は、しょうゆの香りに関するクイズです。
しょうゆの香りの成分は何種類でしょうか?わかるかな?
正解は308種類です。
花の香り、果物の香り、バニラの香りなどが混じっています。
次は、しょうゆの原料を紹介してくださいました。
しょうゆの原料は、何か知ってるかな?
正解は、大豆・小麦・塩の3つです。
1本のしょうゆを作るのに、これくらいの割合で原料を使うそうです。
写真では少しわかりにくいですが、一番下が塩、真ん中が小麦、一番上が大豆です。
ポイントは、大豆と小麦は同じ割合ということです。
煮た大豆と炒ってくだいた小麦に、麹菌を植えると、「しょうゆ麹」ができあがります。
これが、しょうゆ麹です。
大豆、小麦、くだいた小麦、しょうゆ麹などの見本をさわってみました。
麹菌も見せていただきました。
きれいな緑色をしています。
しょうゆ麹に塩水を加え、もろ味を作ります。
作りたてのもろ味が、2~3か月、6か月と変化する様子を見せていただきました。
色の違い、見た目の違い、香りの違いを体験しました。
もろみをしぼったものが「生しょうゆ」です。
売っているしょうゆは、これを加熱殺菌しています。
さてさて、しょうゆは何色だと思いますか?
そうです!赤色です!!
しぼりたてのしょうゆは赤色、時間がたつと酸化して黒く変化していきます。
今度、新しいしょうゆを開封するとき、古いしょうゆと色や味の違いを確かめてみてください。
しょうゆは、早めに使いきった方がいいですね。
最後に、①もろ味②もろ味をしぼったもの③売っているしょうゆの味見をしました。
「しょっぱーい!」と言いながらも、みんな喜んで味見していました。
大人ももちろんそうですが、子どもたちは「味見」が大好きですね。
どれがおいしいか聞いてみたところ、「②もろ味をしぼったもの」が若干多い感じがしましたが、①の人もいれば③の人もいて、千差万別でした。
今回は、なかなか見ることができない、しょうゆのヒミツをたくさん知ることができました。
貴重な体験となりましたね。
子どもたちも、興味津津で授業に参加していました。
しょうゆ工場の案内もいただきました。
ぜひ、ご家族で足を運んでいただき、しょうゆのヒミツをもっとたくさん探ってほしいと思います♪