特色ある教育活動

小中一貫教育

自信をもって自らの人生を切り拓く力を育てる
杉並区の小中一貫教育

  1. 義務教育9年間を通して、よりよく生きていくための人生の基盤を形成する。
  2. 小学校と中学校がそれぞれの役割を果たし、連携することで一貫性のある教育を実施し、子どもを育てる。
  3. 一貫教育の推進は、子どもたちの成長だけでなく、小中の教員の成長に関与する。

本校は、杉並区の教育ビジョンに基づいて小中一貫教育を推進しています。本校と高円寺中学との取組みは、教職員が一体になり日々の教育実践の中で、日常的に展開しています。

また、高円寺地区の3校(高円寺中、本校、杉並第八小)や6校(高円寺中、高南中、杉並第三小、本校、杉並第八小、杉並第十小)の教職員で、合同研究会・合同授業研究会を、年間通して定期的に実施しています。小中の教員同士や小小の教員同士が一緒に学び合う機会を多数設定することで、高円寺地区の全教職員で高円寺地区の子どもたち全員を育てていく体制が確立しています。

現在本校では、高円寺中学校との一貫教育を、
次のように展開しています。

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毎週金曜日は高円寺中学校へ登校 - 生活・授業を高円寺中で

5・6年生は、毎週金曜日に高円寺中学校へ登校し、1日の生活・授業は高円寺中学校内の5年教室、6年教室で行います。週1日の中学校内での生活は高学年にとって、小中の段差を小さくするためのよい機会となります。また、両校の教職員の共通理解を深めることが必要となり連携も強化されていきます。

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年間を通して毎日の授業で、中学校教員とTT授業を実施

6年生は、国語・算数・社会・理科・体育の授業で、5年生は、国語・社会・理科・体育の授業で、4年生は体育の授業で実施しています。複数指導のよさに加え、中学校教員の専門性が発揮されます。小中が連携を密にして行う授業は、小中教員同士の信頼関係も築きます。

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わくわくフェスティバルなど、多くの行事での交流活動の実施

年間を通して、教育計画に位置付けられた行事(学校行事・生徒会・ボランティア)だけでなく、地域との連携での活動にも小中が一緒に活動をします。高円寺中のわくわくフェスティバルでは、5・6年生の発表の場が設定され、保護者・地域の皆さんと一緒に行事が進められます。また、運動会は相互参加できるよう工夫したプログラムを組み、共に自分の学校という意識で参加できるようになっています。

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地域学習・地域連携の充実

本校3年生の地域学習「高円寺カルタ」には、学び支援本部の支援をいただくとともに、中学教員も加わり、共にフィールドワークを行います。地域学習は小中での系統化を目指して実施しています。

地域との連携事業には、小中合同の取組みとして様々な形で参加をしています。小中合同での取組みは、地域の方々からも高い評価をいただいています。

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教職員の合同研究会・授業研究会

小中一貫教育を実施するにあたり、最も大切なことは、同じ子どもを育ていく小中教職員の相互理解と授業力の向上です。これを実現していくためには日常的な合同研究が欠かせません。本年度は15回の合同研究会を実施し、この内6回は研究授業を行い、互いに協議を重ね一貫教育の授業改善を進めています。

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小中合同学び支援本部の設置

杉並区の小中学校には学校支援本部という地域のサポーターが中心となった学校支援組織があります。本校では高円寺中と一体化した「学び支援本部」が組織され、教育活動全般に関し一貫教育をサポートしてくれています。「ふれあい集会」は、地域に在住されている障がいのある方や高齢者の方との交流を深める会で、学び支援本部が企画をコーディネートをしています。

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