平成19年度 校内研究
学び合い 高め合う子どもの育成
研究主題
伝え合う力を育てる活動の工夫を通して
 「学び合う 高め合う子どもの育成」のために、昨年度は、国語科・算数科の基礎基本の定着を図る指導の工夫を行ってきました。今年度は、人と関わり、伝え会う力を育てることに焦点をしぼり研究を行っていきます。
 また、保護者の方や地域の力を取り入れ活かす学習活動を工夫することで、広く学ぶ機会を得ることができると同時に、共に学び合う楽しさを実感できるのではないかと考え、本年度の研究を進めることとしました。

 6月6日に3年生の研究授業が行われました。
 社会科の「まちたんけん」の学習をもとに、各グループでまとめたことを発表しました。
 また、発表を聞き、よかったところや工夫した方がよいことなどを話し合うなかで、よりよく相手に伝える工夫について考えるようになりました。

<3年生研究授業>

この授業では、天沼ゆうびん局と日大ようち園の2グループが発表しました。残りのグループの人たちは、2か所に分かれて発表を聞き、意見交かんを行いました。その後、聞く場所を交代して、別の グループの発表を聞きました。
発表するグループは、1回目の意見を受けて、2回目に工夫を加えるなど、変化がみられました。

9月5日に5年生の理科の授業が行われました。
聖徳大学人文学部児童学科教授の宮下英雄先生が授業をしてくださいました。
「受けつがれる命 花から実へ」の単元で、花のつくりの秘密や花粉の様子、受粉の秘密などを教えていただきました。

<5年生研究授業>

<5・6年生研究授業>

9月19日に5・6年の研究授業が行われました。
総合の「めざせ技名人!」の学習で、グループごとに考えた技の中間発表を行いました。
相手グループの技を見て、写真を撮ったりアドバイスを書いたりしました。また、もらったアドバイスカードをもとにグループで修正点を話し合ったりしました。

最終発表の運動会(10月6日)に向けて、技の構成や時間配分などの工夫も取り入れていました。

<4年生研究授業>

10月17日に4年生の研究授業が行われました。
総合の「伝えよう 心と心」で、新しい学校のユニバーサルデザインについて考える学習です。

本時では、ゲストティーチャーに視覚障害・聴覚障害のある方、介助ボランティアをされている方をお招きし、実際に学校の中を案内しながら、グループで考えた施設の工夫を説明し、アドバイスをもらうというものでした。
自分たちの考えた工夫を、どのように相手に伝えればわかりやすいか、といろいろ思案し、言葉を紙に書いたり、手を添えたりしながらの説明を行っていました。