5月1日 全校朝会講話
     〜夏も近づく八十八夜〜

♪夏も近づく 八十八夜♪
♪野にも 山にも 若葉が茂る♪

この唄をみなさんは聞いたことがありますか。「茶摘み歌」と呼ばれる歌です。先日、テレビのニュースで、「例年より少し早いけれども、お茶の収穫が始まりました」というのを見ました。

歌詞に出てくる「八十八夜」とは、立春(節分後の後)から数えて、88日目、およそ5月2日頃のことを指すそうです。このころは、春と夏の境目とされ、5月2日を過ぎると「立夏」と呼ばれる時期になります。

私たちは、季節を「春夏秋冬」の四季によく分けますが、この四季をさらに6つに分けたものに二十四節季というものがあって、昔から農作業の目安とされてきました。その節目に立春や立夏などがあります。
「米」という字は、八十八を組み合わせた字にもなり、農家ではこの時期にお米の籾まきを始める時期にもなります。

3年生の遠足で出かけた高尾山では、木々の緑が目にまぶしかったです。
5月3日からは、連休が始まります。

気持ちの良い季節となりました。春から夏に季節が変わっていく中で、時には、身の回りの植物や昆虫などにも関心をもって、その変化を確かめてみてください。
きっと発見があるはずです。