1月8日 3学期 始業式講話
     〜よりよいものを考え続ける〜
新年あけましておめでとうございます。
今日から、3学期が始まりました。
今年の干支は、へび(巳)年です。へびというと、怖いと思う人もいるかもしれませんが、へびは、脱皮を繰り返しながら成長していくことから、「物事の始まり」「再生と誕生」といった力強い生き物として、昔からあがめられてきました。また、へびの抜け殻をお財布に入れておくとお金が貯まるともいわれています。

そこで、少し巳年の出来事について調べてみました。
今から、12年前の2013年は、富士山が世界文化遺産に登録された年でした。
また、日本の経済を活性化させようとアベノミクスという政策が始まりました。他にも2021年に行われた東京オリンピックの開催が決定した年でもありました。

その12年前の2001年は、アメリカで同時多発テロというのが発生しました。大きなビルに飛行機が突っ込むという信じられないことが起きた年でした。

その12年前の1989年は、昭和天皇が崩御され「昭和」という時代がおわり、「平成」という時代が始まった年でした。また、今では定着している消費税が3%という割合でスタートした年でもあります。

こうして振り返ると、歴史や世界情勢に影響を与える出来事があったことが分かります。

そして、今年2025年は、大阪・関西万博が4月13日から開催され、9月には世界陸上、11月には第25回デフリンピック競技大会が東京で開催されます。

私たちの暮らす社会の在り方は、刻一刻と変わっていくものです。その変化に追いつきながら、多くの人がよりよく生活していくためには、どうしたらいいか、何ができるのかを考え続けていく必要があります。

「誰かを思う気持ち」=「思いやり」の気持ちを大切にしながら、毎日の学校生活を今年も送っていきたいものです。
時に、友達とのかかわりの中でうまくいかないことがあるかもしれません。そんな時、もし謝ることがあれば謝り、態度を改め、相手はそれを許し、もう一度、やり直せばいいだけのことです。

「いい学校やいい学級を自分たちでつくる」そんな努力を積んでいきたいと思います。3学期も頑張りましょう。
これで、お話を終わります。