5月20日  全校朝会講話
     〜学校生活のあいうえおの「え」〜
早いもので、5月も下旬になります。
先週の金曜・土曜には学校公開が行われました。授業を参観にいらしていたお客様から、「子供たちが自分たちで挨拶してくる姿をみて立派だと思いました」という感想をいただきました。学校生活のあいうえおの「あ」がしっかりと定着しているのだなと嬉しく感じました。

さて、皆さんは最近、笑ったことがありますか。今日は、学校生活のあいうえおの「え」「えがお」について、お話をしたいと思います。

そこで「笑う」ということについて、少し調べてみました。
私たちは、初めてのことに挑戦するときや大勢の人の前で発表をしなければいけない時など、肩に力が入ってガチガチになっている時に、「笑い」で緊張がほぐれた経験があると思います。「笑う」ということは、心身のリラックスの効果があるそうです。また、人と人の関係においても、「笑う」ということは、その関係性をより深めてくれるものだそうです。

ある脳科学者は、笑いは、「脳の緊張と弛緩」でおこると解説していました。例えば、自分で自分の体をくすぐっても、笑わない、だけど、他に人にくすぐられると笑ってしまう。本来、他の人に体を触られるということは緊張することだけども、その人に対して緊張がゆるんでいるので、くすぐられると笑ってしまうというのだそうです。

笑いを起こすということは、友達の様子やクラスの様子をよく観察して、みんなの緊張をどう緩めることができるかという、他の人への気持ちがとても大切なようです。笑顔がたくさん見られる学級や学年にしていくには、どうしたらいいか参考に考えてみてください。