12月25日  終業式講話
     〜2学期を終えるにあたって〜
 
 8月30日から始まった2学期もいよいよ今日、終わりを迎えようとしています。思い起こすと始業式であった8月30日は台風10号が来ていて東京でも大雨が降った日のスタートでした。

 さて、2学期は、皆さんにとってどのような学校生活だったでしょうか。
 9月19日には85周年の記念児童集会、10月11日・12日には学芸会、11月9日には運動会がありました。その間にも社会科見学や生活科見学、校外学習などにも出かけました。こうして考えると、大変忙しい2学期でした。

 私が2学期を振り返って思うことは、ここにいる児童一人ひとりが、目標に向かって一生懸命に頑張ろう、努力しよう、そして学級や学年のみんなで協力して前向きに物事を成功させようという気持ちがとても伝わってきた2学期だったということです。
 初めて取り組むこと、頑張ったけど思い通りにいかないこともあったと思います。だけど、自分で目標を立て、よく考えてやってきたり、友達と力を合わせることでより良いものを作ってきたからこそ、大きな行事を成功させたり、それを観ている人たちに感動を与えることができたりしたのだと思います。

 他にも印象的だったのは、5・6年生の皆さんの活躍でした。全校児童が集まる場での司会や説明の様子、学校の課題解決を自分たちで何とかしていこうとするリーダーシップ、どれも大したものでした。高四小のよき伝統は、こうして引き継がれていくものだと感じました。

 さらに、忘れてはいけないのが、こうした活動の裏で黙々と準備をしてきた多くの先生方がいらっしゃったということです。高四小の先生方は、最高の先生方です。皆さんが生き生きと活動する姿を見て、とてもうれしく感じられたことと思います。お世話になった先生方にも感謝の気持ちをもって、この2学期を終えてください。

 最後になりますが、来年の干支はヘビ(巳)年となります。巳年は、「物事の始まりの年」「再生と誕生」という力強い意味があるそうです。来年もみんなで力を合わせて、いい年にしていきたいですね。よいお年をお迎えください。