学びの教室・きこえの教室
「学びの教室」は、通常の学級での学習におおむね参加し、校内に設置された特別支援教室で、苦手なことを練習したり、得意な部分を伸ばしたりするために、週に1回を標準として通室します。
「きこえの教室」は杉並区内の公立中学校に在籍しながら、日にちや時間を決めて高井戸学級に通い、個別や小集団で学習します。
学びの教室
■どんな人が通うのか?
●学習能力のアンバランスやコミュニケーションの苦手さをもつ人が通室します。
・気持ちの切り替えが難しい ・運動や体の動きが不器用
・不注意で気が散りやすい ・コミュニケーションが上手くいかない
・衝動的に動いてしまう ・特定の学習に苦手さがある
■何を学習するのか?
●自立活動
・学習上または生活上の困難の、主体的改善または克服を目指します。
・自分に合った学び方を学びます。
・児童の実態に応じ、代替の学習方法の工夫に取り組みます。
≪学習形態例≫
・個別学習、グループ学習、個別相談(進路や将来について等)
きこえの教室 「難聴学級」が「きこえの教室」になりました。
■どんな人が通うのか?
・聴力検査で(片耳または両耳)30dB以上の聞こえにくさがある
・聞こえにくいため、学習や学校生活で困っている
■何を学習するの?
・自分の聴力について知り、集中して聞く練習をします。
・ことばの学習や、教科の学習をします。
・聞こえにくさを補うための方法と、コミュニケーションについて学びます。