H31年度 園便り

5月 一人一人の気持ちに寄り添う   副園長 須田なぎさ

 4月から、副園長として異動してまいりました須田なぎさと申します。よろしくお願いいたします。

 4月に進級して新しい名札をつけた年長・年中のお友達は、ウキウキ笑顔で私を迎えてくれました。
 年長のぞう組は、一人一人に丁寧に声をかけてことり組の世話をしてくれました。ぞう組のおかげで、ことり組は無事身支度をすることができました。しかし、お世話をしようとしたら、ことり組に泣かれてしまい、困ってしまう場面もありました。また、年長になって気持ちは張り切っているものの、何をどうしたらいいのか、戸惑う姿もあります。
 年中のうさぎ組は、子供園で、初めて自分より小さい子がきて、「大きくなったんだよ」という気持ちが表情から伝わってきました。そして、「鉄棒は先生と一緒にやるんだよ」「滑り台は、緑のマットをだしてからだよ」と、子供園での約束を先輩として優しく教えてくれました。一方で、学級の仲間が倍近く増えて嬉しいけれど、どのようにしたらいいか、不安になったりする姿もあります。
 入園したばかりの年少のことり組は、初めての集団生活のお子さんもいて、保護者の方と離れるときに、「お母さんと一緒にいたい」と泣いたり、こわばった表情になったりしていました。まだ、言葉も拙いので、自分の思う通りに事が進まなかったとき「〜したかった」「自分でやりたかった」「こわさないで」など、涙する場面がたくさんあります。

 入園進級して始まった新しい環境の中で、子どもたちは、張り切っている反面、まだまだ緊張したりドキドキしたりすることがあると思います。ぞう組やうさぎ組は、頑張っている姿を一つ一つ認め、「がんばっているね」「おかげで、助かったわ」と伝えると、「これでいいんだ」「大丈夫」と少しずつ自信をつけていきます。ことり組も、泣いている子の一人一人の気持ちに寄り添い、「〜したかったのね。」と共感していくと、子どもたちの涙が少しずつとまっていきます。このように、高井戸西子供園の職員みんなで、子どもたち一人一人の気持ちに寄り添い、小さな共感を積み重なることを大切にしていきます。そして、子どもたちにとって、高井戸西子供園が安心して過ごせる場になるようにしていきます。
 保護者の方にも、安心して送り出していただけるように、園の様子を具体的にお伝えできるようにします。心配なことがありましたら、お迎えのときにお声かけください。そして、お子さんの成長した姿を一緒に喜び合えるようにしていきたいです。
 一年間、どうぞよろしくお願いいたします。

5月 ことり組(年少)

 保護者と離れるときに涙が出ている子もいましたが、子供園の生活に少しずつ慣れて、保育者と一緒に自分の身の回りのことをしたり、好きな場や遊具を見つけて、自分なりに楽しんだりするようになってきました。保育者にも親しみをもって甘えたり、行動範囲も広がっていろいろな所で楽しい遊びを見つけたりしています。
 今月は、一人一人がより安心して、好きなことを繰り返し楽しめるようにしていきます。また、製作や泥遊び、追いかけっこなどを保育者と一緒に楽しみながら、いろいろな経験ができるようにしていきます。園庭で遊ぶのが、気持ちよい時期です。園庭の草花や虫などの身近な自然物にも触れたりしながら、戸外の心地よさを感じられるようにします。

5月 うさぎ組(年中)

 うさぎ組での生活にも慣れて、所持品の始末やお弁当の準備、片付けも自分でやってみようとする姿が見られています。保育者と一緒に関わりながら、安心して、自分のやりたい遊びを見つけて遊ぶことを楽しんでいます。園庭でたくさん体を動かしたり、製作をしたりする姿も見られます。新しい友達との関わりを楽しむ姿も見られるようになってきました。
 今月はやりたい遊びを見つけて、自分の遊びを楽しむことができるように援助をしていきます。また、保育者や友達と遊んだり、生活したりする中で一緒に過ごす楽しさを感じられるようにします。
 心地よい日が続くので、園庭でも体を動かすことを楽しんだり、身近な自然に触れたりすることも楽しめるようにしていきます。

5月 ぞう組(年長)

 外で遊ぶのが心地よい季節になりました。子どもたちは、園庭で思い切り体を動かしたり、自然物を使って色水遊びを楽しんだりしています。
 今月は、友達と共通のイメージをもって遊ぶ中で、自分の思いや考えを出したり相手の考えを聞いたりしながら、友達と一緒に遊ぶ楽しさを感じられるようにしていきます。当番活動では、モルモットの掃除やお休み調べ、誕生会の司会や出し物等、自分のやることが分かり、自分たちで進める意識をもって取り組めるようにしていきます。楽しかったことや友達とのことをおしゃべりしたいお子さんもいるかもしれません。お家では、お子さんの言葉にゆったりと耳を傾けてあげてください。自分の気持ちを表そう!相手に伝えよう!!という姿につながっていきます。

4月 高井戸西子供園のスタートです   園長 齋藤 由美

 温かな春風が、ぽかぽかと春を運んできました。高井戸西子供園の園庭では、桜、菜の花、チューリップなどの花々が、色とりどりに咲きはじめました。花々が、元気いっぱい走り回る子どもたちが、大きくなったのを喜んでいます。

 お子さんのご入園、ご進級おめでとうございます。
 
 本園では、3月に、32名の修了児を送り出しました。平成31年は、3歳児ことり組19名、
4歳児うさぎ組27名、5歳児ぞう組33名、全園児79名で、元気いっぱいスタートします。
 また、新しい先生方もお迎えしました。副園長の須田なぎさ(すだなぎさ)先生、ことり組の担任も務めていただきます。主査の酒巻治恵(さかまきはるえ)先生。前澤 梢(まえざわこずえ)先生、森山明子(もりやまあきこ)先生、保育補助の古谷高実(ふるやたかみ)先生、一時保育の高桑容子先生、調理用務として、八木みどり(やぎみどり)先生を迎えた、新しい高井戸西子供園です。そして私、この春より、前任の五十嵐美緒子園長の後任として、園長を務めさせていただくこととなりました齋藤由美(さいとうゆみ)です。高井戸西子供園副園長より昇任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

 高井戸西子供園では、教育目標を次のように設定しています。

「◎あそびがすき  ともだちがすき  じぶんがすき」

 あそびがすき・・・不思議だな!やってみよう!おもしろい!と夢中になって遊べる子。
 ともだちがすき・・・友達と一緒に遊ぶことが楽しい!と友達と力を合わせていろいろなことに
取り組める子。
 じぶんがすき・・・自分で考えるのって楽しい、あきらめないで頑張る自分はすごい!と自分の力を出したり表現したりできる子。

 子どもたち一人一人が、身近な環境、人、様々な出来事に関心をもち、自分から関わり、考え、夢中になって遊ぶ中で、心も体もたくさん動かしてすくすくと育ってほしいと願っています。

 職員一同、「子どものための子供園」「子どもを大切にする子供園」「子どもの笑顔があふれる子供園」を創るために、力を合わせて取り組んでまいります。保護者の皆様、地域の皆様、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。


4月 ことり組(年少)

 ご入園おめでとうございます。高井戸西子供園での生活が始まります。園での遊びを楽しみにしながらも、おうちの方と離れるのはちょっと不安だったり、新しい環境に戸惑ったり、子どもたちの心は、うれしさと不安で揺れていると思います。
 今月は保育者が一人一人とゆったりかかわり、安心して過ごせるようにします。また、保育者の手を借りながら、少しずつ園の生活に慣れて身の回りのことをしたり、好きな遊具や、気に入った場所を見つけたりして過ごせるようにします。「子供園って楽しいな!」と感じ、安心して園生活を送れるようにします。

4月 うさぎ組(年中)

 入園・進級おめでとうございます。いよいよ「うさぎぐみ」での生活が始まります。
 新しい先生や保育室、お友達に、ワクワクしたり、ドキドキしたりと、子どもたちの心は期待と不安でいっぱいだと思います。今月は、子どもたちの気持ちに寄り添いながら、「子供園で遊ぶのって楽しいな!」「子供園、好き!」と感じ、安心して生活を送れるようにしていきます。
 慣れない園生活の疲れから、家では緊張が緩んで、少し甘えたい姿も見られるかもしれません。進級した子たちも、入園した子たちも、同じように、新しい場所で頑張っているのだなと温かく受け止めてあげてください。

4月 ぞう組(年長)

 進級おめでとうございます。新しい先生、新しい生活のスタートです。子どもたちは、期待に胸を膨らませていることと思います。今月は、自分たちで保育室の使い方や生活の仕方を考え、安心して過ごせる環境づくりをしていきます。
 進級したうれしさや張り切る気持ちを受け止め、新しい環境の中で自分のやりたいことや友達と一緒に遊ぶ楽しさをたっぷりと味わえるようにします。また、環境の変化に戸惑ったり緊張したりしているお子さんも、少しずつ自分の生活を取り戻し安心して園生活を整えることができるように支えていきます。
新入園児へのお世話もします。関わり合いの中で、いろいろなことに自信がもてるようにしていきます。