校長挨拶
新年度の始まりにあたって
新年度の開始にあたり、大きく3つのことについてお伝えし、ご挨拶とさせていただきます。これから、どうぞよろしくお願いし申し上げます。
1 学校が存在する意味
学校とは「豊かな人生を送るために準備をするところ」と考えています。人は誰でも、「よりよく生きたい」「豊かな人生を送りたい」という願いをもっています。その願いを実現するために、人は学び、努力を重ねます。そのことに人としての「生きる意義や価値」を見出していくのでしょう。
義務教育は、9年間という時間をかけて、これらに必要な素地を身につける場であり、そこに学校の存在意義があります。その素地とは、生きていく上で必要となる知性を身に付け、人や社会、自然とかかわる中で徳性を磨き、生活の基盤となる健康な心身を育てていくことです。つまり「知、徳、体」の調和の取れた人間形成を目指すことになります。
本校の教育目標は次の3点です。
「深く考える 子ども」(知)
「美しい心の 子ども」(徳)
「たくましく生きる 子ども」(体)
本校は、この教育目標の実現に向けて、日々の教育活動の充実に努めてまいります。
2 本校が大切にしていく「しあわせ」
杉並区教育ビジョンには、「みんなのしあわせを創る杉並の教育」とあります。
「しあわせ」に決まった定義はなく、自分が目標や夢に向かって努力し続けているとき、誰かの役に立っていることを実感したときなどによって、自分の存在価値に気付き、「しあわせ」を感じるのかもしれません。
その時に、大切なことは子ども一人一人の人権が守られていることです。自分が誰からも認められていること、自分が誰からも守られていること、そのような環境の中でこそ、子どもは安心し、自分の言葉で語り始めます。それが、「しあわせ」に向けての一歩につながっていくと考えています。
学校の「主役」は子どもです。主役を、支え、認め、励まし、一人一人の「しあわせ」が叶うよう、我々荻窪小学校の職員が一緒に伴走していきます。
3 伝統と継承
本校は、開校73周年を迎え、コミュニティスクールとして歴史を刻んできました。本校の教育理念「共に学ぶ 共に創る みんなの荻窪小学校」の考えを継承し、さらに高みを目指し、本校は前進してまいります。
本校の校章のサクラソウの花言葉は「少年時代の希望」です。「希望」は明日につながるという大きな意味があります。地域の皆様、保護者の皆様、教育委員会の力をお借りし、本校の子どもたち全員が希望をもてるよう全教職員で力強く教育活動を推進していきます。
校長 手塚 成隆
教育目標
荻窪小学校は今年度、開校73周年を迎えます。現校地にエコスクールとして移転して16年目、コミュニティ・スクール(地域運営学校)として12年目を迎えます。伝統を大切にし、地域と共にある学校として引き続き充実した教育活動を進め、本校の教育目標「美しい心の子ども 深く考える子ども たくましく生きる子ども」の実現を図っていきます。子供たちの胸に輝く校章はサクラソウです。サクラソウの花言葉「少年の希望」そのままに、子供たちが主体的に学び、明るく希望をもち、たくましく育ってくれるように、教職員一同、誠心誠意努力していきます。
教育目標
◎美しい心の子ども
○深く考える子ども
○たくましく生きる子ども
学校経営計画
学校経営計画はこちらをご覧ください。
学校評価・学校関係者評価
学校教育法施行規則(第67条)と、杉並区立学校の管理運営に関する規則第11条の五に基づき、学校は、自己評価の結果及び学校運営状況の改善方策を踏まえた学校関係者(当該学校の教職員を除く。)による評価を行うものとされており、杉並区立学校関係者評価実施要綱に基づき、荻窪小学校も学校関係者評価者委員会を設置しました。
令和3年度の経営・評価計画「自己評価報告書」・「学校関係者評価報告書」は、こちらをご覧ください。
令和4年度の経営・評価計画「自己評価報告書」・「学校関係者評価報告書」は、こちらをご覧ください。
いじめ防止基本方針
いじめ防止基本方針は、こちらをご覧ください。
改訂版 安全点検シート
改訂版 安全点検シートは、こちらをご覧ください。