生まれたばかりの赤ちゃんは、本当にかわいいですね。
「小さくて何もできないから・・・」「何か、してあげなくては…」と思うのはごく自然に感じる気持ちです。
しかし、赤ちゃんをよく見ていると、もちろん呼吸もし、うんちやおしっこもし、泣いたり手足を動かしたりして、何かを伝えようとしていますし、いろいろな物をじっと見つめ、手を伸ばして触ろうとしたり、手に握ったものを口に入れて確かめるようなしぐさをしたりなど、たくさんのことができています。
うさぎ組の子どもたちは小学生に比べたらまだまだできないことが多いように感じますが、見ていると自分で靴を履き、鞄を背負い、遊びの中では砂を掘り、クレパスで絵をかき、先生が絵本を読むのをじっと見たりなどなど…。自分の意志でできること、やろうとしていることばかりです。
くま組の子どもたちは、友達と一緒に遊ぶ姿が増え、声をかけたり、一緒に笑ったり、時にはトラブルも起こしたりしながら、にぎやかに遊んでいます。
ぞう組は、ボール遊びをするときもゲームをする時も仲間と一緒にという姿に自信が感じられます。また、遠足でも長い距離を元気に歩き、電車の中では静かに過ごすこともでき、様々な状況に応じた行動の仕方も身についてきています。
子供園では教育課程に基づき指導計画を作成し日々の保育を行っています。計画は子どもたちが楽しみながら学び、育つことができるように立てます。
教師が教えることももちろんありますが、選択権は子どもたちに委ねます。
子どもの姿を丁寧に見つめ、何をしようとしているのか、旬を捉えて選択肢を考え、提示の仕方を工夫しています。活動に取り組む中で、子どもたちはひたすら自分がやりたいと感じたことをやり、次の楽しさを探し続けています。
その中で、どうしたらいいかも考えて行動しています。
大人の側からみると、こんな風に育ってほしいと願うことは、とても大切な大人の役割です。子どもの周りに暮らす大好きな大人が、自分に対して願いをもつことは、子どもにとって「愛されている」という大きな安心感や「期待に応えよう」という動機づけになります。そして、子どもの姿を見守り、子どもが自分で選んだことを見届け、やり遂げた時には共に喜び、うまくいかなかった時には、次の挑戦を支えてあげましょう。
今年度も継続して、高井戸第三小学校、地域の保育施設と幼保小連携教育に取り組みます。
下高井戸子供園HP
https://www.suginami-school.ed.jp/shimotakaidokodo/ の園のお知らせ⇒令和4年度園だより⇒(2)6月 7月 ⇒ 6月 ぐんぐん伸びるすぎなみの子 に昨年度配布した取組の様子を載せていますので、ご覧ください。併せて、4月に配布した令和5年度教育課程及び経営計画もHPの今年度園だより6月号のページに資料として掲載しました。
資料リンク:
令和5年度下高井戸子供園教育課程・経営計画