私達の母校若杉小学校は、昭和15年12月に竣工し、翌16年(1941年)1月8日に開校式が行われました。
そして最初の卒業式が昭和18年3月、従ってこの年が同窓会発足の年となります。 初代会長は池永 達雄さんでした。太平洋戦争が昭和16年12月に始まり20年に終戦となったのですから、若杉小学校誕生の頃の世相は戦争一色であった訳です。
その後は同窓会としてよりも各卒業年度のクラス会や同期の会がそれぞれ続き、昭和56年(1981年)に若杉小学校創立40周年を迎えるにあたり、同窓会としてもこれを機会に活性化をはかろうと現在の組織が生まれたのです。
平成12年ミレニアム2000年という記念すべき年に、創立60周年を迎え、同窓会の会員は第60回卒業生まで約7千9百名の大世帯となりました。同窓会という組織は大変楽しいものです。それは広い年齢層の会員、様々な職業の会員、実に多士多才いろいろな人と知り合えるからです。そして73才の第一回生も、この春卒業の第61回生も若杉小学校同窓会の会員ならば全く同じ権利と義務を持っているのです。現在、同窓会のお世話をしているのは今村会長以下主として20回生位までの方達ですが、どうか若い会員の人達が積極的に同窓会活動に参加されることを希望します。
毎年5月の第三土曜日は「わかすぎの日」です。これは20年以上前から同窓会が決めた日で、その年の春に母校を卒業した新しい会員を迎えて母校で会長以下同窓会役員が顔合わせします。クラス会、同期会などもできればこの日に集中し、ちょっと母校に足を向けて下さい。校長先生や同窓会長、それ以上に懐かしい“母校”がきっと歓迎することでしょう。
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