杉並区立高円寺中学校ホームページにようこそ!
19代校長の橋本 剛です。
このホームページは、学校の顔として、生徒・保護者、地域の皆さん、そして教職員がいきいきと頑張っているようすを、皆さんにお伝えしてまいります。
さて、本校は一人ひとりの子どもが主体的に生きる力を身に付けていくことができるように、「学びの連続性」を重視した教育を行っていきます。
創立60周年を迎えた昨年平成19年10月より、お隣の杉並第四小学校(併設の高円寺北幼稚園)と幼小中連携・一貫教育を行い、この秋で2年を迎えました。特に小中一貫教育について様々な議論や論説が行き交っていますが、この2年間で子どもたちから「学びの連続性」についてたくさんのことを学ばせていただきました。
その中で、一番大切なことは、杉四・高円寺で学んでいる子どもの現実の学びを前にして、教育の原点に帰って「子どもの教育」とは何か、それをどうやって進めていくかを考えることが何よりも大切であること、そこから、「杉四・高円寺」だけでなく、本校在校生大半の出身校である高円寺地域の子どもたちの教育について考え、実践することが必要であるということです。
本校のみならず、私立志向、公立離れの現状は否定できません。本校の学区でも30%以上の小学校卒業生が国立・私立・都立中高一貫校に進学します。このことは保護者の皆様が子どもの将来や何年後かのご家庭の生活を設計し選択された結果であると思います。私たちは、この現実を事実として受け止めなければなりません。
本校は、公立学校のよさを生かし、高円寺という伝統ある地域、高円寺に集う人々のネットワーク・高円寺シップ向上プロジェクトと連携・協働して、「たがいに助け合い高め合う」精神をもとに、学びを支える「自己有用感」を強め、杉四・高円寺で学ぶ子どもたちの「生きる力」=「確かな学力」「豊かな心」「健康な体」をバランスよく育ててまいります。そして、中学卒業時、子どもたち一人ひとりが自分自身の適性に応じた進路を確実に保証するとともに、「社会に貢献できる人」、「未来を拓く人」を育ててまいります。故郷「高円寺・杉並」を担う人材を育成します。
私たち高円寺中学校は、次のような学校を目指しています。
オンリーワンの学校を目指して
「未来を拓く人」を育てる自立と責任のある学校
「いいまちはいい学校を育てる〜学校づくりはまちづくり」
「一人ひとりの学びを大切にする」
生徒が主体の、わくわくスクール高円寺中学校
「生徒が主体」とは、
- 生徒が自らのよさを発見し、個性の伸長に努めることができる。
- 生徒が自分と自分にかかわる人間を大切にすることができる。
- 生徒が主体的に学び、自分で考え、判断し、行動することができる。
- 生徒が自分で鍛え、生きる力を身につけることができる。
- 生徒が社会の一員として自覚をもち地域に貢献することができる。
- 生徒が国際社会を主体的に生きる日本人としての資質や能力を高めることができる。
「わくわくスクール」とは、
- たがいに助け高め合う人間愛のあふれる学校
- 規律ある生活が展開される学校
- 社会に還元できる確かな学力と進路を保証する学校
- 高円寺の地域文化を発信する学校