社会の一員として自覚をもたせ、国際社会を主体的に生きる日本人としての資質や能力を育成することをめざして、次の目標を掲げる。

一　豊かな心と体をつくろう
一　よく学び深くみつめよう
一　たがいに助け高め合おう

高円寺中学校の校歌に「光り湧き、光り湧く若きいのち」という一節があります。一人ひとりの生徒、教職員、保護者・地域の皆様が輝き、文字通り「光り湧く」学校づくりをすすめます。

学校の現状

お陰様をもちまして、生徒はここ数年、比較的安定した学校生活を送ることができています。これも、生徒自身の自覚とともに、家庭での教育の成果であり、地域の皆様の厚いネットワークが創り出す、強力な学校支援の賜物です。

学力

本校は、平成１６年度から杉並区の他校に先駆け「三学期制」でなく、「二期制」をしいています。また、数学・英語では少人数授業を行い、きめの細かい授業を展開しています。

その結果、全体の学力は伸びている傾向にあり、国語・数学・英語の３教科については杉並区の平均は若干下回るものの、５つの教科は都の平均を上回っています。なお、社会・理科の２教科は、区・都両者の正答率を上回っています。（詳細は「学力分析」参照）２０年度に行われた全国調査からは、「Ｂ学力」について、よい結果がでています。

生活指導

教育目標「お互いに助け高め合おう」のスローガンのもとで、楽しく、規律ある、中学生としてメリハリのある学校生活を送っています。

社会を明るくする運動の駅頭活動、放置自転車クリーンキャンペーン、杉並区総合防災訓練、高円寺ウルトララリー等のボランティア活動に積極的に参加しています。一昨年度昨年度・本年度前期は、高円寺北青少年育成委員会、杉並区保護司会の２団体から推薦され、杉並区の善行表彰を連続受賞させていただくなど、地域で積極的に活動し、町づくりにも貢献しています。

特別支援教育

「特別支援教育」を本校に在籍するすべての生徒を対象にするものと考えています。特別支援教育コーディネータ（養護教諭が兼務）のもとで、校内委員会（校長・副校長・生活指導主任・学年教育相談担当・スクールカウンセラー）を毎週１回開催し、情報交換を通じ、「いじめ」「不登校」の早期発見と学習指導や外部の専門機関を視野に入れた具体的な指導方法を検討します。これを通じて、校内委員会・担任・スクールカウンセラーが、課題を抱える生徒・家庭にチームで支援しています。