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H31年度 園便り
9月 幼児期の学びを小学校へつなぐ 園長 齋藤 由美
2学期がスタートしました。夏季保育では、おひさまチームとほしチームの子どもたちが久しぶりの出会いを喜んでいました。ご家庭では、夏ならではの体験を満喫されたことと思います。ひとまわり大きく成長した子どもたちに出会うことができてとても嬉しいです。
2学期は、期間も長く、また様々な行事があります。子どもたちがぐんと成長する時期です。楽しみですね。
杉並区では、幼児にとって大きな段差を感じることなく、滑らかに小学校へと接続していくことができるように、幼稚園教諭・保育士と小学校教員との意見交換や合同研修、交流活動などの取組を通して相互理解を深め、連携を図っています。
その一つとして、年長組10月から小学校1年生の7月までを幼児教育から小学校教育への接続期としてとらえ、年長10月から3月までを、小学校に向かうアプローチカリキュラム、小学校入学4月から7月までをスタートカリキュラムとしています。幼児と児童の交流だけでなく、互いの教育の仕方の違い、共通の部分などをよく理解し、自分たちのできる教育を工夫し取り組んでいます。
先日、久我山小学校で、久我山小学校、地域の保育園、そして高井戸西子供園の職員が集まり幼保小合同研修会を行いました。講師の先生に、幼児教育と小学校教育の違いや滑らかな接続に向けてのお話を伺ったあと、園児が遊んでいる写真を一緒に見ながら「遊びを通して学んでいること」について話し合いました。小学校の先生方と幼児期の学びについて話す大変貴重な機会となりました。
9月19日には、高井戸西子供園で幼児教育公開を行います。地域の小学校の先生方に子供園の保育を見ていただいた後、子供園で大切にしている教育、遊びを通しての学びについて話し合いをし、子供園の教育について理解を深めていきます。
一人一人の幼児の育ちをしっかりと小学校へつないでいくことができるように、2学期も職員一同力を合わせてよりよい子供園づくりを目指します。
子供園、家庭、地域みんなで力を合わせて子どもたちを育てていきましょう。園で大切にしたいことを、保護者会、お便り、ホームページなどで積極的に発信していきます。
保護者の皆様、2学期もどうぞよろしくお願いいたします。
9月 ことり組(年少)
みんなが揃って賑やかな生活がまた始まります。おひさまチームは、久しぶりの園生活で、また、ほしチームも、19人の生活が戻ってきて、少し戸惑う姿も見られると思います。保育者や他の幼児と関わる中で、園生活のリズムを取り戻し、安心して生活できるようにしていきます。1学期に楽しんだ遊びや、夏の遊びを十分に楽しんでいきます。また、音楽に合わせて踊ったり戸外で走ったりしながら、体を動かして遊ぶ楽しさを感じていけるようにします。そして、「体を動かすことが楽しい」という気持ちをたっぷりと味わうことができるようにしていきます。
9月 うさぎ組(年中)
久しぶりにおひさまチームとほしチームで集まれることを楽しみながら、少しずつ園生活のリズムを取り戻していきます。保育者や友達と関わる中で、1学期に楽しかったことや夏の経験を思い出したり、再現したりしながら楽しく遊べるようにしていきます。
運動会に向けては、走る、跳ぶ、一本橋を渡る、投げるなど、いろいろな動きを経験し、体を動かす心地よさを味わえるようにしていきます。また、曲に合わせて踊ったり、イメージしたことを動きで表現したりする楽しさも感じられるようにします。
学級のみんなで取り組む楽しさを感じて、一人一人が自分の力を出していけるようにします。
9月 ぞう組(年長)
9月の生活は、久しぶりに学級みんなが集まり再会を喜び合えるよう、一学期に楽しかった遊びやみんなで一緒に活動する遊びを再現していきます。また運動遊びに親しみ、体を動かす心地よさを味わえるようにします。
運動会に向けた活動では、学級やグループの仲間と一緒に考え合ったり、力を合わせたりする経験を大切にしていきます。
また、取り組みの中で、一人一人が自分の役割や出番が分かり、自信をもって力を発揮することができるよう支えていきます。
8月 親子で夏の体験を共有しよう! 園長 齋藤 由美
1学期が終わり、おひさまチームはいよいよ明日から長い夏休みに入ります。ほしチームは、異年齢の友達との生活が始まります。1学期の間、一人一人の子どもたちがのびやかに元気に楽しく園生活を過ごすことができました。保護者の皆様、地域の皆様には、園の教育保育を温かく見守り支えていただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。
さて、これからの長い夏休み、どのような夏休みにしようかと計画は立てていますか?ぜひ親子で、様々な体験をし、楽しさを共有してください。
先日、園庭の片隅で頭を突き合わせて、セミの幼虫が穴から出てこようとしていました。「頑張れ!頑張れ!」と応援する子どもたち、気になって触ろうとする年下の子に「触っちゃだめだよ!」と声をかける年長児の姿がありました。
その姿を見て我が子の夏休みを思い出しました。息子は生き物が好きで、夕方、自転車置き場でセミの幼虫が歩いているのを見て「どうしても羽化するところを見たい。」と言ってきかず、家に連れて帰って来ました。親子で、ワクワクしながらセミがカーテンで羽化する様子を見守ったことを思い出します。薄緑色のセミが皮を脱いで出てきたときの興奮した表情、そして、朝、元気に飛び立つ姿を見送った時の嬉しそうな顔を思い出します。
私は毎年、夏の夜、善福寺川沿いへ無数のセミがあちらこちらで羽化をする様子を見に行きます。今年の夏はいつ頃羽化するのか、ぜひ一度夜の探索にも出かけてみてください。
また、夏は、一緒にお料理、洗濯、掃除など家事を一緒にするのも楽しいですね。一緒に取り組みながら家のことを任せられたことに有能感を感じることでしょう。
山や海、公園、博物館、水族館などでいつもと違った体験をし、興味・関心が広がることも多いかもしれません。絵本の読み聞かせも楽しいです。親子で空想の世界、冒険の世界を共有することで、心も豊かになります。
お子さんの楽しんでいること、不思議に思っていることなど、気持ちに寄り添い一緒に楽しんだりおもしろがったりしてください。
2学期始業式には、心も体も一回り大きく成長した子どもたちみんなに揃って会えるのを楽しみにしています。親子で楽しい夏休みをお過ごしください。
夏休みには、子供園からはがきを送ります。子どもたちの手作りです。3歳ことり組は、にじみ絵をしてかき氷を作ります。4歳うさぎ組は、染め紙で朝顔を作ります。5歳ぞう組は、自分たちで育てた野菜をよく見て墨汁でかき、水性絵の具で色付けをします。お楽しみに!
夏の生活
4月のスタートから約4カ月。あっという間に1学期の終業式を迎えました。
明日から、☀おひさまチームは、夏休みになります。☆ほしチームは、少人数での夏の生活となります。夏ならではの経験をたくさんしていきます。