「からだ力」を自ら育む子どもを育てる |
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校長室より
校長 高橋 浩平
令和6年度がスタートしました。昨年度に引き続き校長を勤めます、高橋浩平です。副校長として5年間、そして校長として5年目を迎えました。桃一小10年目の春です。桃一小は今年創立149周年、気持ちを新たにして進めていきたいと思います。
新1年生は129名、26学級、児童数812名でスタートします。今年度もまた、各ご家庭のご協力なしでは教育活動が難しいところもあると思います。どうぞご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
今年度も
杉並区教育ビジョン2022 「みんなのしあわせを創る 杉並の教育」
に沿った教育を進めていきます。ビジョンを受けて、本校の令和6年度の教育活動のメインテーマは「想いを受け継ぎ挑戦する桃一」なりました。6年生が相談して決めたスローガンです。「学校全体の発展、団結・協力、責任、みんなが主役になれるように、一人ひとりが挑戦、みんなで挑戦」、そうしたことがこのスローガンには込められています。
<目指す児童像>「かしこい人になろう」
〇考える人になろう。〇家で勉強できる人になろう。
〇本をたくさん読もう。〇からだを動かそう。
<学校経営の4つの柱>
@学力向上Aからだ力向上B授業力の向上Cインクルーシブ教育(ダイバーシティ&インクルージョン)
@学校の目的の一つは、子供たちに確かな学力をつけることです。子供たち一人一人の力を伸ばすことが、一人一人の幸せにつながっていきます。それぞれの子供の実態に応じた指導の工夫を進めます。
A「いわゆる運動能力だけでなく、運動の日常化や望ましい生活習慣・食生活について考え行動する総合的な力」である「からだ力」の向上を今年も図っていきます。心の健康にも配慮していきます。
B3本目の柱として「授業力の向上」を掲げました。これは私たち教員の目標です。「学力向上」「からだ力向上」のためには教員の「授業力の向上」は欠かせません。校内研究の主軸に据えて一年間研究・実践を進めていきたいと思います。
Cインクルーシブ教育とは、一言で言えば「排除しない教育」です。今年度も「できないことをほったらかしにしない」を合言葉に、実践を進めます。今年度から、四宮小、井荻中と小中一貫連携校の三校で、「三校合同ダイバーシティ&インクルージョンプロジェクト」を始めます。これまでのインクルーシブプロジェクトをさらに進めてダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂)の教育について教職員の研修・実践を進めます。
この4つの柱は、独立しているものではなく、それぞれが関連し合っているものです。
今年度から、個人情報保護の観点から名簿の作成は中止しました。ご理解いただければと思います。
また、日々の連絡はこれまでの「学びポケット」に変わってTetoruになります。ご登録の方よろしくお願い申し上げます。
桃一小は、子供をまん中において、「歴史と伝統」「不易と流行」を意識しながら、挑戦する気持ちを忘れずに「新しい桃一」を作っていこうと思います。地域の皆様・保護者の皆様、ご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いします。